海に面した高知県の須崎市にある観光スポット2選

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須崎氏は高知県の中央辺りに位置し、海に面しているところです。隣の土佐市との間に横浪半島があり、広い範囲で複雑なリアス式海岸となっているのが特徴です。そのため海に関する観光スポットが豊富です。その中から特に足を運んでおくべきところを2つご紹介するので、もし須崎市を訪れる場合は参考にしてみると良いでしょう。

リアス式海岸を楽しめる横浪黒潮ライン

須崎市で特徴的なのは、市の南東部に位置する横浪半島で、複雑なリアス式海岸を形作っています。そしてその横浪半島には国道47号線が通っていますが、それが通称横浪黒潮ラインです。半島は西から東に長く伸びている形ですが、その東端が土佐市側の宇佐大橋によって繋がっているため、完全に横断することができます。全長はおよそ19kmに及び、往復する必要がない一方通行でのドライブが楽しめるスポットです。
元々は有料道路でしたが、現在ではすでに無料開放しているので、自由に走行することができます。複雑な海岸に沿うような形で走る形になり、自然味のある海を横目にしながらのドライブとなります。また道中には帷子崎という、車を停めて海を眺めることができるスポットがあるので、じっくりと景色を楽しむのも良いでしょう。

海から参道が続く鳴無神社

須崎市の南東の海岸は横浪半島によって湾から海が大きく入り込んだ形をしていますが、その奥まった部分に面しているのが鳴無神社です。鎌倉時代から続いているとされるほど歴史のある神社で、建物のいくつかは国の重要文化財に指定されています。
そして何より特徴なのは、参道が海から続いているかのような見た目になっている点です。これは海から流れ着いた方が創設に関わったことから来ていて、海から神様をお迎えするための形です。そのため内側から鳥居を見ると背景には海が広がり、土佐の宮島という名前でも知られています。
また縁結びの神社としても有名で、中でも海に流すおみくじが特徴的です。参道の先がそのまま海なので、特に問題なく流すことができます。そのご利益は高知や四国だけでなく、全国的な知名度があります。

須崎市は四国の中でも特徴的な、横浪半島のリアス式海岸があります。それを見ておかないわけにはいかないので、車が使用できるのであれば横波黒潮ラインは走った方が良いです。そして鳴無神社は横浪半島の西、付け根当たりにあるため、そのドライブとも組み合わせやすいです。高知の有名スポットである桂浜とも近いので、一連のルートを作ると良いでしょう。

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