ブラジルのサントスを旅行したとき訪問したいスポット2選

南米
ブラジルのサントスは大都市サンパウロ近郊にある静かな街です。同国は世界的にも最大のコーヒー豆を生産することで知られていますが、この街にはコーヒー輸出港が展開していることでも有名です。また戦前の海外移民ブームで、ブラジルにわたった日本人植民者が最初に上陸したことでも知られています。案外日本との床路の深い街といえます。

旧コーヒー取引所は欧風建築で有名

ブラジルは世界第一位のコーヒー生産量を誇り、同国の有力な外貨獲得源、南米最大の経済の原動力の一つです。国内から集まり、サントス港に集まり海外に輸出されたものは、港の名前自体がブランドとして認識されており、苦味・酸味・コクのバランスが取れていることからも世界中で高い評価を受けています。日本にとっては南米移民が最初に到達したのがサントスであったことから、日本国内では知名度が低い割には、日本人とゆかりが深い土地柄です。大都市サンパウロに誓いながらも、治安がよくゆっくり散策するには最適のエリア。そんなサントスを代表する観光スポットは旧コーヒー取引所です。戦前の1922年に建築された建物で、欧風建築の雰囲気を現在に伝え、エリアのなかでも有数の観光スポットになっています。中は博物館で日本人移民の写真など貴重な資料を目の当たりにすることができます。

サントスFCスタジアム・ミュージアム

ブラジルといえば絶大なサッカー人気をほこり、世界でも最強豪の国のひとつです。現在でも高人気を集め、国民から広く尊敬を集めているスターとしてペレはあまりに有名です。そのペレが勝在籍していたのが強豪のクラブチームであるサントスFCになります。同国初の南米王者と世界王者をかちとったチームで、最近ではネイマールやロビーニョなどのスター選手も所属していました。そのホームにピッチになるのがサントスFCスタジアムです。収容人員は16000人と比較的規模が小さいピッチですが、15レアルでスタジアムツアーも開催されています。スタジアムに併設したミュージアムなだけあって、トロフィーや往年のスター選手のユニフォームなどが展示されておりサッカーファンであれば一度は足を運んでも損はない、マストの観光スポットのひとつです。

サントスはブラジルを代表するコーヒー輸出港が所在する街です。大都市サンパウロ近郊にありながら、のんびりした空気の流れる街。かつては南米移民希望の日本人が最初に南米に上陸したのがサントスです。コーヒーの商取引が盛んであったことから旧コーヒー取引所が残るほか、ペレを初めとしたスター選手が在籍していたサントスFCのホームスタジアムがある街としても有名です。

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