自然と歴史に触れられる岐阜県の郡上八幡にあるおすすめスポット3選
日本最古の木造再建天守閣がある郡上八幡城
観光ポスターのコンクールで入賞したことで話題になったことのあるお城なので、メディアやインターネットで見たことがあるという人も多いでしょう。もともとは1559年に建築された木造のお城ですが、明治時代には一度石垣だけを残して取り壊されてしまったことがありました。しかし昭和8年に天守閣が再建され、現在のような姿になっています。日本で最も古い木造で再建された天守閣です。季節によってはお城の付近が雲海に満ちることがあり、限られた日にしか見ることができない幻想的な絶景となります。
清々しいやなか水のこみち
郡上八幡は水の町ともいわれる地域ですが、そんな郡上市八幡町にある美術館通りとも呼ばれる小道は、風情ある景色を楽しめる場所です。小道には玉石が敷き詰められていて、小さな水路に水が流れています。付近には柳の木があり、小道の両側には美術館が並んでいるといった場所です。趣ある木造の建物と小道、清々しい水路に癒されるひと時をすごすことができるでしょう。郡上八幡の観光に出かけた際や、付近に建ち並んでいる美術館を訪れたときに併せて立ち寄るのにおすすめです。
迫力の鍾乳石が見られる大滝鍾乳洞
東海地区でもっとも大きな規模を誇る石灰洞窟です。その全長はなんと2キロメートルにもなる場所ですが、中でも鍾乳石の不思議な景観が楽しめる700メートルほどのエリアが公開されているので、見学に訪れるのにおすすめです。洞窟の奥には滝があり今でも豊富な水量の水が流れています。乳白色の鍾乳石が多いですが、赤い色をしたものや透明感がある石などもあります。鍾乳洞まではケーブルカーで訪れることができるので、洞窟までの斜面を楽に上り下りすることができ探検気分も楽しめるでしょう。
中部地方の歴史と趣に満ちた町・郡上八幡の観光スポットをご紹介しました。日本らしい趣ある風景や、自然が作り出した独特の景観が見られるところもある岐阜県の郡上八幡は、写真映えする観光名所も多くあります。ちょっとした小旅行の目的地としてもおすすめできます。休日にはぜひ、これらの水と自然、歴史に触れられる観光スポットを訪れてみてくださいね。