岐阜県下呂温泉を訪れたら必ず訪れたい観光スポット3選

中部
中部地方に位置する岐阜県下呂市は、岐阜県の中東部に位置する有名な温泉地です。飛騨川に沿った平坦なエリアに駅や市街地の中心部が形成されています。このエリアは古くから温泉地として知られていて、日本3名泉のひとつとして数えられる下呂温泉が有名です。市内や周辺エリアには観光スポットやアウトドアレジャーが楽しめるキャンプ場などがあり、毎年多くの観光客がこの場所を訪れています。

下呂温泉でリフレッシュしよう

下呂温泉は今から約千年前に、湯ヶ峰の山頂から温泉が湧出したことが始まりです。文永2年(1265年)に湯ヶ峰山頂からの湧出が止まってしまいましたが、翌年に飛騨川の河原に舞い降りた1羽の白鷺が湧出を知らせてくれたという伝説(白鷺伝説)があります。現在も飛騨川の河原で温泉が湧出していて、市内には内湯を供えた温泉旅館・ホテルが立ち並んでいます。温泉旅館に何日か滞在すれば、温泉で日頃の疲れを癒すことができるでしょう。ちなみに市内には宿泊施設以外にもいくつかの立ち寄り湯(公衆浴場)があるので、日帰り旅行でも温泉を楽しむことができます。下呂市を訪れた際は、宿泊をしなくても温泉で体を温めて身も心もリフレッシュしてみることをおすすめします。

歴史好きの方におすすめの温泉寺

現在の下呂市がある地域は鎌倉時代から宿場で栄えた場所で、市内には温泉にまつわる名所・旧跡があります。温泉寺もそのひとつで、このお寺は白鷺伝説で出てくる白鷲(薬師如来の化身)をご本尊としています。お寺の境内には「湯掛薬師」が安置されていて、自分の体で痛い場所に温泉をかけて祈ると治るといわれています。駅から徒歩で約20分ほどの場所にある温泉寺は山の中腹部分に位置しており、173段の石段を登った位置にある境内からは市内に広がっている温泉街を一望することができます。

合掌造りの建物が見学できる合掌村

岐阜県大野郡・高山市には白川郷があり、世界遺産に指定されています。この場所には古くから伝わる合掌造りの民家群があり、世界的に有名です。合掌村には合掌家屋集落を移築して、白川郷の景色を再現した「合掌の里」があり、美しい農村の風景を眺めたり伝統工芸品作りを体験することができる施設があります。「合掌の里」には土蔵・水車小屋・棚田、なども再現されており、自由に利用できる足湯も用意されています。合掌村へのアクセス方法ですが、駅からバスに乗車すると約4分で到着します。

下呂市は古くからの温泉地として有名で、市内には温泉街が広がっています。温泉にまつわる見どころや体験施設がたくさんあり、日帰り入浴施設もあります。この地を訪れたら、温泉に浸かって心身ともにリラックスしてみることをおすすめします。駅から徒歩圏内に観光・体験施設があるので、天気が良ければ徒歩で散策して訪れてみると良いでしょう。

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