岐阜・白川郷ならではの魅力的な観光スポット3選
一度は見るべき「合掌造り集落」
白川郷の観光のメインは、何と言っても「合掌造り集落」です。どっしりと構える何軒もの藁ぶき屋根の住宅や、それを取り囲むような緑の山々は古き良き日本の原風景を思い出させます。代表的なのが荻町地区で、和田家・神田家・旧遠山家民俗館など見所が満載となっており、住宅の内部に展示されている農具や民具なども見学することができます。ただし、現在も生活の場として実際に人が住んでいる家もありますので、観光する際は地元の方々の迷惑にならないようにすることが大切です。
エメラルドグリーンの色が幻想的「白水湖」
白川郷からほど近い場所にある白山国立公園の中にある「白水湖」は、昭和38年に作られた大白川ダムによって形成された人造湖です。山間にひっそりと佇む湖の色は絵の具を溶かしたような美しいエメラルドグリーンで、湖面が太陽の光を反射しキラキラ輝いていてとても幻想的です。この色は谷川から湖へと流れる水に硫黄の成分が含まれているためで、天候によって水の成分が変化するため、毎日異なる色を見せてくれます。10月下旬から6月上旬までは冬季封鎖されてしまうので、限られた期間しか見られない神秘の湖として人気です。
集落を一望できる「荻町城跡」も必見
白川村指定史跡である「荻町城跡」は、断崖絶壁の高台にある典型的な中性の山城跡です。その立地を活かした展望台が設置されており、眼下に広がる荻町合掌造り集落を一望できる絶景ポイントとして多くの観光客が訪れます。雑誌やガイドブックで見る景色はここからの風景で、春は桜や新緑、夏は緑深い山々、秋は紅葉、冬は白銀の景色と四季折々の風景を見ることができ、撮影スポットとしても人気です。白川村からはバスで10分程度ですが、坂道をのんびりと登って行くのもおすすめです。
白川郷の見どころは合掌造りだけではなく、風景に自然に溶け込む美しい花々も一見の価値があります。田舎に帰ってきたような雰囲気は、日常の疲れを癒してくれること請け合いです。村内にはお土産店や飲食店などもあり一日ゆっくり観光することができますので、次の休みには岐阜・白川郷に足を運んでみてはいかがでしょうか。