ブラジルの雄大な自然に囲まれたバレリーニャ近郊のおすすめ観光地2選

南米
南米大陸を代表するブラジルは、2000年以降近代都市として大きく成長を遂げている国です。国の中心部は都会へと変貌を遂げていますが、その周辺は今でも原始林が多く生息する場所です。そのひとつであるバレリーニャ地域では、地球の美しき景色を体感できる観光地もあるほど。そこでバレリーニャのおすすめ観光地2選をここで紹介していきます。

見渡す限り真っ白な世界を堪能!

ブラジルの首都サンパウロから東へ約600kmの位置にあるバレリーニャは、ネイチャーアクティビティを数多く体験できる都市です。この都市を訪れる観光客の間でもっとも人気がある観光地が「レイソン・マラニャンセス国立公園」です。バレリーニャから約25kmの場所にあり、4月から8月の雨季だけしか姿を見せないレイソン湖というものがありますが、乾季だとこの湖を見ることができません。あたり一面、真っ白な砂に覆われた大砂丘になっていて、ハリウッド映画のロケもおこなわれた場所です。大作映画のロケ地を一目見ようと世界各国からたくさんの観光客が訪れており、賑わいを見せている国立公園になっています。乾季中であれば観光バギーが運行されているので、大砂丘のドライビングを満喫することも可能です。1年間で2つの景色を目にできる世界でも類をみない場所になっています。

天使が舞い降りる絶景の滝

バレリーニャから北東へ40km進んだギニア高地の東部にある「エンジェルフォール」は、天使が舞い降りる場所という異名を持つ大きな滝です。落差350mで世界三大名瀑のひとつであり、南米大陸を代表する観光地といってもいいでしょう。なぜ天使が舞い降りる場所と呼ばれてるのかというと、雨季の6月~8月は滝の水量が最大値となり、1時間に約42万トンの水が流れ落ちます。その光景を遠くから見ると、まるで天使が翼を広げて天空から舞い降りたかのように見えるからです。「エンジェルフォール」の頂上に観光客向けの展望台がありますが、天使の姿を見るのであれば対岸にあるギニア国立公園から眺めるのがいいでしょう。標高1500mの高地から流れ落ちる滝のダイナミックさと、天使の姿を目にできる自然が作り出した造形美を堪能できます。

以上、ブラジル・バレリーニャ周辺のおすすめ観光地2選でした。サッカー大国として名高いブラジルは世界有数のネイチャーアクティビティを体験できる観光地でもあります。今後ますます経済発展を遂げる国ですが、その中でも国内には雄大な自然をたくさん残している場所があり、バレリーニャなら日帰りの距離で有名観光地に足を伸ばせます。

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