コロンビアの首都ボゴタのおすすめ観光スポット3選の紹介

南米
ボゴタは、南米大陸に位置するコロンビアの首都であり、6,000m級の山々がそびえるアンデス山脈の標高2,640mの盆地に広がる都市です。ボゴタは、市街地の東部とモンセラーテの丘を繋ぐロープウェイとケーブルカーから市街地が一望でき、植民地時代に建設された主座大司教聖堂やサン・フランシスコ教会が目を惹きます。また、黄金美術館には500年〜800年頃に栄えたシヌー文化の美術品とされる黄金のスペースシャトルが展示されています。

ボゴタ市街を一望出来るモンセラーテの丘

モンセラーテの丘は、1929年に開業したケーブルカーと1955年に開業したロープウェイを乗り継いで辿り着ける標高3100mに位置する展望台であり、赤い屋根が密集している旧市街から地平線の様にそびえる山々の麓まで広がる市街地を一望する事が出来ます。標高3152mのモンセラーテの丘の頂上には、1657年に建設されたモンセラーテ・バシリカ教会があり、磔にされたキリストに寄り添う女性の像やコインを井戸に落とすと願いの叶う井戸などがある観光スポットです。

黄金のスペースシャトルが有名な黄金美術館

黄金美術館は、ボゴタ旧市街地中央部に位置するサンタンデール公園に面する真っ白な4階建ての建造物であり、2階及び3階の2フロアーに4つのギャラリーがあります。黄金美術館は、500年〜800年に栄えたシヌー文化もしくは紀元前1,000年頃から栄えてたプレ・インカ文明の遺産とされる黄金のスペースシャトルが有名ですが、黄金の装飾品だけで無くエメラルドの装飾品も数多く展示されています。黄金美術館は、3階のギャラリーがメインであり、特に奥の円形のギャラリーは大量の装飾品が特殊照明によって演出されています。

不思議なサン・フランシスコ教会

サン・フランシスコ教会は、1550年ニューグラナダ王国から派遣されたフランシスコ会修道士達によって1611年に竣工したコロニアル様式の建築物であり、壮麗かつ華麗な彫刻が観光客の目を惹く外観に加え、荘厳かつ絢爛豪華な黄金の祭壇やムデハル様式の天井装飾などが有名です。館内には、キリストの洗礼やキリストの受難など聖書に則した木彫りの装飾パネルは一見の価値があり、何よりも現在も髪の毛が伸び続けているキリストの像が見ものです。また、平日には7回のミサが行われ、日曜日には9回のミサが行われているので参加出来ます。

ボゴタは、南米コロンビアの首都であると共に富士山の7合目に相当する標高2,650m前後に位置する都市であり、更に500m程度の高所に位置するモンセラーテの丘からはボゴタ市街を一望出来ます。旧市街地には、フランシスコ会の修道士が建設したサン・フランシスコ教会や世界的に有名な黄金のスペースシャトルが展示されている黄金美術館などの観光スポットがあります。

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