フランスを代表する古城・モンサンミッシェルとその周辺のおすすめ観光地2選

ヨーロッパ
フランスにあるモンサンミッシェルはヨーロッパ最古の歴史を誇る古城で、世界遺産にも登録されているほどの著名な観光地です。しかし、このモンサンミッシェル周辺にも美しい景観を眺められる観光地が数多く点在しています。そこで、フランスの隠れたおすすめ観光地を2選ここで紹介するので、これから訪れようとお考えの方の参考になれば幸いです。

モンサンミッシェルの玄関口にも歴史あり!

モンサンミッシェル城に入る前に「モンサンミッシェル大通り広場」という場所があります。この広場は城が築かれる約150年前に建造された場所で、1250年代のローマ帝国支配下時に闘技場として機能してました。直径約200mという広大な円形をしており、現在でも当時の観客席であった石段が残されています。広場の中心部には約15mのオベリスク石柱があり、建設当時のローマ皇帝の名とシンボルを見ることができます。現在は観光客向けのマルシェがたくさん建ち並ぶ商業地という顔を持っていますが、その至る所にローマ帝国の歴史も垣間見られる一帯です。モンサンミッシェル城を訪れると必ず足を踏み入れる大通り広場で、隠れた歴史に心を寄せるのもいいでしょう。カフェや土産物店もあり、お買い物も楽しむことができます。

キリストの弟子が築いたフランス最古の教会

モンサンミッシェルの南東・ドーバー海峡に面している小高い丘の上にある「サンピエール教会」は、キリストに仕えていた13人の弟子の1人・ヤコブが築いたものです。160年代の建築物でフランス最古となっており、1986年にユネスコ世界遺産に登録されました。木造建築でリヴ・ヴォールト天井を有しているのが特徴であり、祭壇にはキリスト像と聖母マリア像が安置されています。聖地エルサレムから約5,000kmも離れたこの地にやってきた聖人ヤコブが生涯を終えた場所で、キリスト教徒の聖地巡礼のコースにもなっています。モンサンミッシェルから約12kmしか離れておらず、トレッキングを楽しみながら「サンピエール教会」へと向かう方も大勢います。教会がある丘は美しい夕日を眺められ、現地の方もたくさん訪れるほどです。

以上、フランス・モンサンミッシェル周辺のおすすめ観光地2選でした。世界的有名な観光地であるモンサンミッシェルは年間を通してたくさんの観光客が訪れます。またその周辺にも古い歴史がある観光地もあるので、訪れた際は少し足を伸ばして隅々まで見て回るのもいいでしょう。あなたしか知らない隠れた観光の穴場が見つかるかもしれません。

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