ペルーの首都リマに行くときに足を伸ばしたい観光場所2選
歴史が古く観光大国とも言われている場所ですが、こちらに足を運んだ時には是非とも見ておきたい場所があるので2選紹介いたします。
リマ歴史地区の中心であるアルマス広場
リマ歴史地区の全体は1991年にユネスコの世界遺産として登録されて、その中でも定番の観光スポットとなっているのが「アルマス広場」になります。広場は1651年に作られたブロンズの噴水が中心となり、街路灯やヤシの木、花壇で彩られていて鮮やかで美しいです。
さらに広場を囲むようにして、コロニアル様式の大統領府・カテドラル・市庁舎といった歴史のある建造物が立ち並び、次の場所に向かうのにも丁度良くなっています。
ピサロが征服した時にはアルマス広場から街を建設していきましたので、どのような流れで作られていったのかが分かりやすいです。自然と人工物の組み合わせや時間の流れを感じることができるので、街を知る上では行っておきたい場所と言えます。休憩スポットとしても役立つので、基本となる観光地です。
南米大陸で最も歴史のあるカテドラル
南米大陸で最も歴史があると言われているのが「カテドラル」と呼ばれることが多いリマ大聖堂で、ペルーを侵略したスペイン人であるフランシスコ・ピサロが、1535年に自ら礎石を置いて建設したと言われています。ただ過去に地震で倒壊、1746年に建て替えられたという歴史があります。
威風堂々とした美しい建造物で、バロック様式とネオクラシック様式が合わさって作られているのが特徴です。聖堂内も細部まで緻密に作られており、歴史の重みが感じられます。
大聖堂には大司教館が隣接されていて、ここでは現在も現役のリマの大司教が仕事をしています。さらに内部にはピサロの棺が安置されていて見学が可能となり、訪れる方は多いです。ペルーの歴史を知るうえで欠かせない存在であり、建物の様式美も素晴らしく一度は行きたい場所です。
ペルーの歴史を知るうえで重要になるのがインカ帝国を滅ぼしたフランシスコ・ピサロで、リマは首都として中心になっているだけに、さまざまな歴史的な価値のある観光名所が存在しています。すべてを見て回るのは大変なので、見逃せないスポットを知っておくと役立ちます。紹介した2か所は是非とも行っていただきたい場所になります。