キューバのリゾート地バラデロのおすすめ観光スポット2選

南米
バラデロは、南米キューバにあるリゾート地です。同国がアメリカの支配下にあった頃、アメリカの富裕層が次々に別荘を建てた歴史があります。1959年のキューバ革命時は政府に没収されますが、その後ヨーロッパ各国による開発が行われました。それによって優雅なリゾートが誕生し、現在も人気の観光エリアとなっています。

白い砂浜のバラデロビーチ

バラデロビーチはキューバ随一のビーチリゾートで、ハバナの東約140キロメートルの地点に位置しています。車では約3時間半ほどの距離で、角のように細長いヒカコス半島にあります。30キロ近くの長い砂浜が続いており、白く美しいビーチを形成しています。海の波は穏やかで、家族連れも安心して楽しめます。ビーチには海外資本のリゾートホテルが軒を連ねており、多くの観光客が優雅な時間を満喫しています。バラデロのリゾートホテルの多くはインクルーシブタイプで、食事やアクティビティなどが全て揃っているのが特徴です。ゴルフやマリンスポーツなども楽しめるので、遠くに出掛けなくても済むのがメリットです。現在もリゾート開発は続いており、世界中から多くの観光客が訪れます。特に、ハバナ発のツアーなどが人気です。

コロニアル様式の建物

キューバ国内には、コロニアル様式の建物が多く残っています。そのうちの幾つかの建物が、バラデロにも残されているわけです。中でも有名なのが「マンシオン・ザナドゥー」で、当地を代表する観光名所でもあります。この建物は元はデュポン氏の邸宅で、彼はアメリカの財閥として有名でした。柱には大理石がふんだんに使われており、見事な彫刻が施されたマホガニー製です。天井の装飾も豪華絢爛で、見上げる観光客が思わず息を飲むほどです。近くにはアンブロシオ洞窟があり、当地の自然を満喫することが出来ます。同洞窟は1961年に発見されたもので、全長200メートルにも及びます。見学の所要時間はおよそ30分ですが、神秘的な光景を存分に堪能できます。バラデロではビーチ・ツアーが開催されており、市外から半島の先端までバスでアクセスできます。

バラデロは世界的リゾート地の中でも人気のエリアの一つです。ヒカコス半島の先端エリアには、豪華なリゾートホテルが数多く立ち並びます。当地は一年を通じて太陽が降り注いでおり、南国の雰囲気に溢れているのが魅力です。建物やバスの中は冷房が効いており暑さを気にする心配もありません。当地を訪れる際には、上着が一枚あると安心です。

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