トルコのおすすめ観光地カッパドキアと周辺のスポット2選

ヨーロッパ
ヨーロッパとアジアの中間点に位置するトルコは、世界屈指の観光地として名を馳せています。2万5,000年前の地層が現存するカッパドキアでは、観光客が実際に洞窟内で滞在できるホテルもあり新たなスポットも誕生しています。ここではトルコでも著名な観光地を2選ピックアップしていくので、これから訪れる方の参考にして頂けると光栄です。

太古の地球に触れられるカッパドキア

トルコの大都市・イスタンブールから南東へ約25km進んだ位置にあるのが、「カッパドキア」です。約1,200ヘクタールの広大な地域となっており、2万年前の地層が地殻変動を起こして隆起しました。石灰岩で構成されているため、あたり一面が真っ白の景色になっていて、「ホワイトストーン」という別称でも親しまれているほどです。ここは2001年にユネスコ世界遺産に登録され、トルコ屈指の観光地となりました。日本からもたくさんの観光客でツアーで訪れていて、地域内には洞窟をそのまま活用したホテルもあります。夏場のホリデー期間中は熱気球に搭乗することができ、天空からカッパドキアを一望することも可能です。イスタンブールからは観光バスが運行されており、約3時間で現地へと赴くことができます。観光ガイドを利用すれば、英語で対応もなされます。

世界最大のモスク・アヤソフィア

カッパドキアから北東に位置するイスタンブールで、世界最大級と謳われる「アヤソフィア」が訪れる方々を出迎えています。210年のローマ帝国時代に築かれた教会でしたが、1500年にオスマン帝国がこの地域を支配するとモスクへと姿を変えた歴史があります。その後2020年6月までは教会・モスクそして博物館といった3つのスタイルで公開をなされていましたが、8月になるとモスクだけに機能を集約するに至ります。1986年にユネスコ世界遺産に登録され、年間約800万人もの観光客が訪れる一大スポットとなりました。モスクとなった現在でも、金曜日以外であれば自由に内部を見てまわることができ、この時は教会であった頃のフレスコ画を目にすることも可能です。カッパドキアから車で4時間の位置にあり、日帰りでも観光することができます。

以上、トルコ屈指の観光地2選の紹介でした。カッパドキアとアヤソフィアはこの国を訪れた際は、外せないスポットといえます。日本から飛行機で約8時間で赴ける地域で、エスニックな風情に浸るのにいいところです。太古の息吹きを今でも体感できるところであり、数千年前の歴史的建造物を目の当たりにすれば、新たな発見もあるでしょう。

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