フランス・ニース観光で外せないおすすめ観光スポット2選

ヨーロッパ
フランス第2の観光都市・ニースは、コートダジュールの中心地で世界的にも有名なリゾート地として知られています。美しいビーチが印象的ですが、南フランスの雰囲気を味わえる街並みや、芸術の国・フランスを代表する美術館などの観光地も人気です。ここでは、ニースに観光に行くなら外すことはできないおすすめスポットを2つご紹介します。

歴史を感じさせる街・ニース旧市街

まるで迷路のように入り組んだ石畳の細い道に、おしゃれなショップやレストランが立ち並ぶニース旧市街は、第二次世界大戦の被害を受けなかったため当時の趣をそのまま残しています。サレヤ広場では毎日朝7時過ぎから昼過ぎにかけて、通りの両側で花や野菜、果物などの他、オリーブオイルやソーセージなど地元で作られた商品などの販売する露店が並び、見て歩くだけでも楽しむことができます。夜になると通りはテラスに生まれ変わり、夕食やワインを楽しむ地元の人や観光客で大賑わいと、1日で2つの表情を持っているニース旧市街は、高級リゾート地ニースのイメージとは一味違う雰囲気が大きな魅力です。地中海料理には欠かせないハーブやスパイスの香りが漂う路地裏のような道を、お土産を見つけながらそぞろ歩きしてみるのはいかがでしょうか。

鮮やかな色彩が魅力・シャガール国立美術館

ニースにはパリにも匹敵するほどの美術館や博物館があり、南フランスならではのアートを体感することができます。その数は15館以上にもなりますが、中でもおすすめなのがシャガール美術館です。シャガールの魅力は何と言っても独特の色彩で、他の芸術家には出せない色彩は「シャガールブルー」とも呼ばれ、飾る部屋の雰囲気を変えてしまうくらい魅了されるものと言われています。シャガール美術館は1966年にオープンした歴史ある美術館で、旧約聖書をモチーフにした幻想的なタッチの絵画200点以上も収蔵されている他、ホールにはシャガール自身がデザインしたステンドグラスなどもあり、1日かけてゆっくり鑑賞することができます。料金は8ユーロですが毎月の第1日曜日は料金無料とているので、旅行のスケジュール次第ではお得に見学することが可能です。

青い海とパステルカラーの街並みが魅力のニースは、ローマ帝国を始めとした周辺諸国の支配下に置かれていた過去があるため、フランスでありながら一味違うエキゾチックな雰囲気が魅力です。他のヨーロッパの国々のエッセンスを凝縮したような美しさに溢れた街・ニースに行くなら、これらの観光スポットでゆっくりと過ごしてみてはいかがでしょうか。

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