メキシコのユカタン文明の名残が広がるメリダの訪問スパット2選
メリダ中心区の歴史地区はヨーロッパの街並
メキシコのメリダが初めに西洋列強と接触することになるのは、1542年スペイン人入植者がメリダを開拓したことに起源をもっています。中心に位置する歴史地区は、開闢当初はスペイン人の居住地区でした。その周辺には現地人やメスチソなどが居住し、少数派であったスペイン人は警戒心を持ち、本国スペインの建築様式を採用したヨーロッパ形式の建築物がたすう建てられました。中央広場(ソカロ)の南側には最初の入植者モンテーホの宮殿が現在でも残り、現在では銀行として利用されています。街の中心部にはコロニアル様式の街並みがひろがり、西洋列強ならではの西洋テイストの建築物を目の当たりにすることができます。中央広場北側のユカタン州庁舎二階には、先住民の歴史や寓話などを題材にした絵画の数々が展示され、ユカタンの歴史を体感することができます。
世界遺産のウシュマル遺跡
メリダはメキシコはユカタン半島の首都ですが、少し足を延ばすと世界遺産ウシュマル遺跡を訪問することができます。メリダから南方へ約80㎞の場所に位置し、年の名前は現地語で「三度にわたって建築された街」という意味だそう。スペインによる植民地化後、ウシュマルは放棄されていましたがその後の復旧作業により現在に至ります。幸いなことに他のマヤ遺跡よりも良好な状態で残されていたおかげで復旧作業は比較的良い条件で行うことができました。ウシュマル遺跡の建築物の数々は、優雅さと見るものを感動させる美しさにおいて有名です。建築物では漆喰を使用することが一般的ですが、ウシュマル遺跡では成功に切り出された石をくみ上げるだけの独自の建築様式を採用しているのが特徴です。
主な建築物は「魔法使いのピラミッド」、118段の階段の果てには頂上神殿が広がっています。
メリダはメキシコのユカタン半島の首都であり、同国を代表する歴史都市としても世界的に有名です。
16世紀にはスペインの植民地支配をうけることになり、当時の建築様式の街並みが現在に残されています。メリダから少し南へ足を延ばすと、ウシュマル遺跡を訪れることができます。漆喰を使用しない切り出した石をくみ上げた独自の建築様式を採用しており、優雅な美しさで訪問者を魅了してやまない件勅物の数々がひろがります。