【旅行】愛媛県今治市のおすすめ観光スポット3選
別名・吹上城とも呼ばれる今治城
かつての伊予今治藩主であった藤堂高虎によって建てられたのが「今治城」です。1608年に完成し、残念ながらその後明治維新によってそのほとんどが取り壊されてしまいました。しかし、1953年に愛媛県の史跡に指定されたこともあって今では再建され、かつての姿を取り戻しています。
本城では天守にも上がることができ、そこからは来島海峡大橋(海)や石鎚連峰(山)を両方とも楽しむことができる展望台があります。城の周りの堀には実は海水が引き込まれているという全国でも珍しい建物です。
来島海峡(くるしまかいきょう)大橋
四国と本土を結ぶ大橋としては、瀬戸大橋や明石海峡大橋などが有名ですが、しまなみ海道を形成する「来島海峡(くるしまかいきょう)大橋」も地元民から愛される美しい橋です。3つの長大橋梁により構成された世界初の3連吊り橋であり、自動車だけでなく自転車も通行できるようになっています。おかげで気持ちの良い海風を感じながらの絶景の景色を眺めて走ることのできるサイクリングポイントにもなるのでおすすめです。また、単純に歩行して歩くこともでき、しかも料金は無料となっています。
亀老山展望公園から、圧巻の眺望
しまなみ海道や今治を一望できる絶好のポイントが「亀老山展望公園」です。その景色はしまなみ海道の数々の絶景ポイントの中でも360度パノラマの最高峰の眺めだと言われています。当然ながら、既に紹介した「来島海峡大橋」も見える場所であり、昼には海や大橋、山々の美しい眺望が体感でき、夜にはライトアップされた来島海峡大橋がすごくキレイです。この大自然が作り上げた美しい景色ですが、それを十二分に体感できるようにしているのが展望台の存在です。実はこの展望台の設計は2020東京オリンピックのメイン会場である新国立競技場を設計した隈研吾さんが行っています。細部にわたって拘りぬいた設計だからこそ、極上のビューが広がっているのです。
瀬戸内海に隣接する今治市は、愛媛県の中では松山市に次ぐ2番目の人口を誇っています。その地理から海上交通の要所となっており、豊かな産業の地でもありました。瀬戸内海(海)だけではなく、川からの水源にも恵まれ、温暖な気候の素晴らしい土地です。そのような背景もあって、国内のみならず世界に誇る「今治タオル」が誕生しました。しかし、今治市の魅力はその他にも数多く存在しているのです。