キューバのハバナで人気を集めている観光スポット2選

南米
南米にあるキューバの首都ハバナは、世界各国からの観光客がたくさん押し寄せる観光名所として有名です。この地は、大航海時代にスペインの植民地経営の中心となって栄えたという歴史があります。現在はキューバの首都となり、政治や文化、観光の中心となっています。ここでは、ハバナでおすすめの名所を詳しく紹介していきます。

街を守るために造られたフエルサ要塞

ハバナに出かけたら一度は訪れたいのが、フエルサ要塞です。こちらは、植民地支配していたスペイン人がハバナの街を守るために築いた要塞群のひとつです。その他にも、モロ、カバーニャ、プンタなどの要塞も造られ、すべてが世界遺産に登録されています。フエルサ要塞は建造された当初は木造でしたが、フランスの海賊に襲撃されたためにすべて焼失してしまいました。その後、二度と破壊されないようにサンゴ石を用いて再建されました。
フエルサ要塞には、たくさんの大砲が並んでいる風景を見学することができます。日本では絶対に見られない景色なので、写真映えすることは間違いないです。その他にも、キューバの歴史を詳しく知ることができる博物館も併設されています。キューバに興味がある方におすすめの観光スポットといえます。

バロック建築の名作といわれるハバナ大聖堂

ハバナで観光客に大人気の観光スポットといえば、ハバナ大聖堂が挙げられます。こちらの名所は旧市街のカテドラル広場に面していて、正式名称は「サン・クリストバル大聖堂」と呼ばれています。キューバのバロック建築の傑作とも形容されていて、建物の外観は荘厳な雰囲気が漂っているのが特徴的です。建物の左右に高さが異なる2つの塔があり、右の塔には重さ7トンの大鐘が吊り下げられています。また、建物に一歩足を踏み入れると、石造りの見事な佇まいに多くの観光客が圧倒されます。夜になると建物周辺がライトアップされるので、昼に見るのと違う美しさを体感することができます。
大聖堂前の広場は、レストランやカフェなどの休憩スペースがたくさんあります。したがって、ハバナ大聖堂を眺めながら一休みすることも可能です。

南米のハバナは、かつてスペインの植民地でした。その時代の影響から、現在でもヨーロッパ風のノスタルジックな街並みが維持されています。歴史的な街並みが広がり、日本にはない風景を堪能することが可能です。また、見どころ満載の観光名所も充実しているので、興味があればゴールデンウィークなどを利用して出かけてみると良いでしょう。

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