北海道の利尻エリアではずせない観光スポット2選

北海道・東北
北海道の稚内からハートランドフェリーで1時間40分かけて着く利尻島は人口4,300人前後の円形の島です。ここは、雄大な北海道らしい山の自然と海の風景の両方を楽しめます。また、特産品である利尻昆布は全国的にも有名であり、島の主力産業にもなっています。そんな利尻エリアで外せない観光スポットを2選紹介していきます。

北海道を代表する名山の一つの利尻山の魅力

島に行く時にはフェリーを使うかあるいは利尻空港まで飛行機で行くかが交通手段ですが、そのどちらも島が見えるときに非常に大きな山が見えるのが分かります。名前を利尻山といい、島のシンボル的な存在です。別名では利尻富士ともいい、標高1,716mある火山です。
山の形成は古く約20万年前から活動を行っています。そして、約4万年前あたりのころに現在の形に近くなり今日に至ります。冬季は閉鎖されますが夏季であれば、登ることが可能です。ですので、この島を訪れる人のうち一定の割合で登山客もみられます。
登山道にはいくつかコースがありますが、ポピュラーなのが鴛泊コースでありそこの3合目に甘露泉水が湧いています。この水は、日本100名水に指定されているとても人気のあるスポットです。本格的に登るのは難しいという方でも、ピクニック気分でそこを訪れてみるのは良いでしょう。

日に照らされるペシ岬を眺めよう

ペシ岬は、鴛泊港の北側にある岬です。鴛泊港はハートランドフェリーの発着地であり、そこからペシ岬までは割合近い距離にあり訪れやすい観光スポットといえます。
ぺシ岬は、標高93mで全体的に岩山のような形をした岬です。この岬の先端近くに標高の最高部があり、そこに一等三角点・小さな灯台・ペシ岬展望台が設置されています。ですので灯台山の別名もあります。
徒歩で展望台まで行く場合は、鴛泊港から徒歩30分、往復1時間程度を目安に考えておくと良いでしょう。この展望台からは日本海の雄大な景色のほか、隣の礼文島・鴛泊の港と街並み・利尻山・対岸の北海道本当などをながめることが可能です。
特に朝焼けのときや夕焼けのときに訪れるのが、おすすめといえます。ただし遊歩道が道が細く急な坂道であるため、雨の時は行くのを控えた方が良いです。

利尻富士の雄大な自然やぺシ岬のほかにも、いろいろな魅力のある観光スポットはあります。小さな最果ての島というイメージもありますが、観光スポットを巡ったり島のグルメなどを楽しむことでそこで暮らしている人々のやさしさや温かさにしっかりとふれられますので、島に訪れたときには自分だけの想い出をつくってみましょう。

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