広島県鞆の浦へ行く前に押さえておくべき観光スポット3選
江戸時代に創建された宮殿である対潮楼
対潮楼は江戸時代に創建された宮殿であり、施設内からは瀬戸内海を眺めることができます。座敷からの眺めはとても素晴らしくて絵画のようだと評されることも多く、朝鮮通信使の従事官からは朝鮮より東で最も美しい景勝地と誉められていた場所です。坂本龍馬が率いる海援隊の蒸気船であるいろは丸を模した平成いろは丸が、鞆の浦と仙酔島を行き来する様子を対潮楼から見ることもできます。館内には貴重な史料も並んでおり、歴史的な史料を見ることが好きな人にとってもおすすめの観光スポットだと言えるでしょう。
映画やドラマに登場する常夜燈
鞆港というバス停の少し先にある常夜燈は、鞆の浦のシンボルとして知名度も人気も非常に高いです。高さは約5.5mですが、海中の基礎部分を含めると約11mの大きさで、現存する江戸時代の常夜燈で最も大きなサイズだと言えます。日が暮れると灯りがともり、情緒あふれる景色を楽しむことが可能です。周囲の資料館などは夕方に営業が終了することが多く、日中に観光を済ませてしまう人も多いですが、昼間だけではなく暗くなってからの常夜燈を眺めることもおすすめだと言えます。
仙酔島ではアクティビティが楽しめる
仙酔島は平成いろは丸に乗船して5分で到着する島です。とても美しい島であり、日本ではこの場所にしかない五色岩を見ることもできます。青・赤・黄・白・黒の五色の岩が延々と続いており、神秘的な景色を味わうことができるでしょう。パワースポット巡りを行う人が多いですが、温泉施設や宿泊施設もありますし、夏には海水浴やキャンプを楽しむ人も多いです。思い思いにアクティビティを楽しめる場所なので、家族やカップル、友達同士などどういった相手と行く場合でも満足度が高い場所だと言えます。
広島県の鞆の浦に行くのであれば、古き良き日本の街並みを楽しむことができます。ゆったりと施設を観光したい人はもちろんですが、海水浴や温泉などをはじめとするアクティビティを楽しみたい人にとっても満足度の高い場所です。素敵な景色を堪能しながら旅を楽しむことができる場所なので、こういったスポットに足を運んでみることをおすすめします。