岡山県の吉備高原周辺のおすすめ観光地3選を紹介

中国地方
中国地方の岡山県は背後に中国山地、正面に瀬戸内海を見渡せる風光明媚な地域です。中国山地の麓には吉備高原が広がっており、毎年秋になるとススキが咲き乱れて美しい自然風景を目にすることができます。ここでは吉備高原周辺の一度は訪れたいおすすめ観光地を3つ紹介するので、これから訪れる方の参考になれば幸いです。

海と山を堪能できる備中高梁稲荷神社

「備中高梁稲荷神社」は、日本三大稲荷のひとつに数えられているところです。1200年代に菅原道真な建立したと伝えられており、山肌に拝殿を設けている懸崖造りになっているのが特徴です。吉備高原から車で10分の位置にあり、春や秋はドライブで訪れる方々も多く立ち寄られます。標高570mの位置にあるため、社殿からは瀬戸内海を眺めることができる景観の良い場所です。背後には中国山地があり、昨今は若い女性の間でパワースポットとしても人気になっている観光地です。

全長4kmの鍾乳洞がある玄武洞

「玄武洞」は高梁市の西部に位置する観光スポットで、今から12万年前に形成された鍾乳洞です。1970年に発見され、国の天然記念物にも指定されています。長らく立ち入りが禁止されていましたが、1997年に一般に開放されるようになり見学通路も設けられました。全長4kmの鍾乳洞は日本最大で、見てまわるには2時間の時間を有します。入り口に資料館が併設されており、採掘された鉄鉱石などが保管されています。真夏でも1鍾乳洞内は10度以下なので、地元でも避暑地として活用されているほどです。

戦国時代の趣が残る津山城跡

「津山城跡」は吉備高原の一角にある山城で、支倉元就が築いた城です。現在は城壁しか残されていませんが、標高500mの位置にあるため夏から秋にかけて雲海を見ることができます。この景色を写真に収めようとする方々が全国から集まり、昨今では天空の城という別名でも親しまれているほどです。戦国時代には西地域を固める要所にもなっており、今も砲台跡や物見櫓の建物跡を確認できます。高梁市からバスで1時間で向かうことができ、毎年10月には津山城まつりも開催されて賑わいます。

以上、岡山県の吉備高原周辺のおすすめ観光地3選でした。岡山県は中国地方を代表する都市です。市街地は数多くのビルや家が建ち並んでいますが、少し足を伸ばすと豊かな自然に抱かれた場所です。歴史を感じさせる観光スポットも多く、旅行で訪れる方も多いことでしょう。自然と歴史を満喫するのに最適な地域といえるところです。

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