岐阜県の宿場町・養老地域のおすすめ2選を一挙紹介

中部
岐阜県の中部に位置する養老地域は、江戸時代に中山道の宿場町として栄えた場所です。豊かな山々に抱かれた場所で、岐阜県随一の観光地としても名高い地域になっているところです。ここでは養老の魅力があふれる場所を厳選して紹介していくので、これから訪れようと思われている方の参考になれば幸いです。養老で自然を体感していきましょう。

豊富な水量に恵まれた養老の滝

「養老の滝」は、町の北西部に位置する滝で、高低差250mの巨大な滝となっています。年間約450万トンの水が流れ落ちており、夏場でも水量が減ることはありません。周辺は鈴鹿山脈が広がっており、夏は雲海という自然現象を目に出来ることから、数多くのアマチュアカメラマンが訪れます。秋になるとモミジの紅葉を目の当たりにでき、真っ赤に色づいた山肌から流れ落ちる姿は神々しいほど美しいです。養老駅からバスで約20分で向かうことができ、バス停からは歩いて40分の位置になります。ハイキングコースとなっているため、訪れる際はスニーカー等を着用していきましょう。休日になると多くの家族連れが訪れており、山道には数件の茶店もあるのでゆっくりと名物の五平餅を食べながら滝を見に行くことができます。小さなお子様やお年寄りも訪れており、散策をするのに良い場所です。

古代のロマンを感じられる象鼻山古墳

「象鼻山古墳」は岐阜県で唯一の前方後円墳で、240年代から500年に掛けて造成されました。一節にはヤマトタケルの古墳ではないかとも言われており、宮内庁が管理をおこなっています。1988年に発見された際は墳丘に計15体の埴輪が見つかり、現在は併設されているミュージアムで見ることが可能です。全長650mもの巨大な古墳で、全国で6番目の大きさを誇っています。宮内庁が管理をおこなっている古墳では唯一、公園として開放されており、墳丘の頂上には大きな桜の木があります。春になるとあたり一面で桜が咲き誇り、花見スポットとして地元の方々から愛されています。名鉄高田駅から徒歩10分の位置にあり、ミュージアムは月曜のみが休館でそれ以外は自由に立ち入ることができます。山々を目にしながら古代のロマンに浸れる場所です。

以上、岐阜県中部に位置する養老町の観光地おすすめ2選の紹介でした。西日本と東日本の中間地点に位置する養老町は、車と鉄道のどちらでもアクセスしやすい場所です。豊かな緑と水に恵まれた地域で、都会で暮らす方方々にとっては非日常を体感できることでしょう。名物料理も多く、日帰りでも十分に楽しめる観光スポットです。

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