備中松山城など岡山のおすすめ観光スポット3選の紹介

中国地方
岡山は、中国地方の東南部に位置する地域であり、第7代孝霊天皇の皇子がモデルとなって桃太郎の故郷として全国的に知られている地域です。この地域は、藩主池田氏の城下町として発展して来ただけで無く、倉敷は備中国南部の物資が集積される天領の機能で多い繁栄して来ました。近年では、天空の城と呼ばれる備中松山城の人気が高くなっています。

天守閣から後楽園が望める岡山城

岡山城は、外観が松本城や熊本城と同様に黒い事から金烏城とも呼ばれている城であり、1966年に複合式望楼型4重6階の天守閣として再建され、月見櫓や西の丸西手櫓が国の重要文化財に認定されています。金烏城は、平城である事から一級河川の旭川の流れを変えて堀とした事から独特の堀割りであり、対岸の中州には日本三名園の1つである後楽園が整備されている城です。また、周辺には県立博物館や県立美術館などの文化施設も多く、金烏城だけで無く複合的な観光が楽しめます。

世界の名画に会える大原美術館

倉敷美観地区は、備中国南部の物資の集積地として繁栄した伝統的建造物群保存地区であり、備中国南部から千石船が着岸出来る様に倉敷川に沿って漆喰を蒲鉾型に塗ったなまこ壁の蔵や屋敷が立ち並んでいます。倉敷美観地区には、綿仲買商人で莫大な富を得た大原家の邸宅や昭和天皇が宿泊した大原家の別邸の有隣荘に加え、旧倉敷町役場の倉敷館や建築家薬師寺主計設計の旧中国銀行など歴史的建造物が数多く保存されている地域です。大原美術館は、日本初の西洋美術館であり、エル・グレコの受胎告知やモローの雅歌など数多くの名画や彫刻が展示されています。

日本三大山城に数えられる備中松山城

備中松山城は、標高430mの臥牛山山頂に築城された複合式望楼型2重2階の天守閣を有する日本三大山城であり、築城当時の天守閣を有する数少ない城でもあります。備中松山城は、現存する天守閣の中で最も高い位置にある一方で最も規模が小さく、高さが約11mと3階建てのビルと同程度です。備中松山城は、9月下旬~4月上旬の明け方から午前8時頃に加え、10月下旬~12月上旬の早朝に非常に濃い霧が発生する事から臥牛山4山の周辺に濃い朝霧が発生し、備中松山城を濃い霧が包み混み天空の城の様に見える観光スポットです。

岡山は、関ヶ原の戦い以降池田氏の城下町として発展して来た事から岡山城や後楽園などの史跡が残っており、倉敷は天領の繁栄によって明治時代まで大いに賑わい巨万の富を得た大原家が西洋風の邸宅や別荘の有隣荘などの歴史的建造物が建築された地域です。また、倉敷美観地区には、大原家が運営しておる大原美術館があり、世界の名画を楽しむことも出来ます。

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