沖縄県金武の人気スポット2選を紹介していきます
日秀洞で歴史のいぶきを感じる
金武観音寺境内にある全長約270mの鍾乳洞が日秀洞です。ここは日秀上人が大蛇を退治したという伝説があり、そのほかにもたくさんの伝説や逸話が存在しています。那覇のバスターミナルからバスで90分という遠めの立地ではありますが、歴史のいぶきを感じられるスポットとして人気があります。金武観音寺にお参りに行った際に立ち寄ったという方も少なくありません。神秘的な雰囲気を自然に感じることが大きな特徴であり、まるで異世界に迷い込んだような感覚を味わえます。内部は涼しく、夏に沖縄県を訪れるという方にもぴったりといえるでしょう。このような鍾乳洞が作られるには気が遠くなるような長い時間が必要となります。ここを訪れるだけでその長い歴史に触れているような感覚が得られ、日々の迷いなどがちっぽけなものに感じられるかもしれません。
オランダ森で美しい自然を感じる
那覇バスターミナルからバスで訪れることが出来るのがオランダ森です。沖縄県とオランダにはそれほど大きな結びつきがないので、なぜこの名がついたのか不思議に思う方も多いかもしれません。実はかつて沖縄県では欧米人のことを全てオランダーと呼んでいました。そのため、この名がついたということです。ここは並里集落の町を見下ろす立地に存在し、アメリカのペリー艦隊が各地を調査した際に野営を行った場所として知られています。石畳の道が続いており、歩いているだけでも歴史の中に足を踏み入れた感覚になります。自然あふれるスポットであり、大人から子供まで楽しむことが出来ます。軽い運動をしている方もいます。遊具や噴水などといった設備は一切ありませんが、その分広めの敷地でのんびりとすごることが出来るのが特徴です。
沖縄県金武にはまだ知られていないスポットがたくさんあります。行き慣れている方でも新しい発見がいくつもあるのではないでしょうか。自然に関するスポットが多いので天候には注意が必要ですが、たとえ雨の日であったとしても、それはそれでまた新しい顔を見せてくれます。子供たちにとっても非常に魅力的な場所といえるでしょう。