鹿児島の大隅地方にあるおすすめの観光名所3選

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九州の南部に位置する大隅半島は、鹿児島湾の東岸にあるエリアです。本州の中でも、もっとも南に位置する岬もこの半島にあります。魅力的で美しい風景がみられる景勝地としても知られていて、県内外からも多くの人が観光に訪れている場所です。
今回は九州旅行で訪れた際に楽しめる、鹿児島の大隅エリアにある名所やその見どころについてご紹介します。

幅60メートルもある雄川の滝

雄川は大隅半島を流れている川ですが、この川の上流に位置しているのが「雄川の滝」と呼ばれているものです。落差は46メートルで、60メートルもある幅の広い流れが見られる場所となっています。車で訪れることが出来る駐車場からは、遊歩道を歩いて滝まで向かうのが一般的です。その距離は約1.2キロメートルほどで、渓流の側を遊歩道が通っています。ちょっとした自然散策を楽しむことができる環境なので、ハイキングをしながら滝を目指すと良いでしょう。駐車場は約30台ほどが停められるようになっています。

干潮にしか渡れない荒平天神

大隈を訪れた際には、鹿児島県の鹿屋市にある荒平天神を訪れるのもおすすめです。パワースポットとして人気のあるところで、正式には菅原神社という名称です。しかし通称となっている荒平天神という呼び名の方が良く知られています。海の中にある岩山に建立されている神社で、海岸と岩までは砂州となっています。拝殿を訪れるには干潮のタイミングである必要があり、潮が満ちている時間帯には渡ることが難しいです。学問の神様として多くの人に親しまれている、菅原道真公が祀られています。

大平洋を望む佐多岬公園

大隅半島の中でも最も南の端に位置するのが佐多岬です。この岬は公園となっていて、展望台や遊歩道、御崎神社などがあります。駐車場から15分ほど歩いたところに展望台があり、ここからは雄大な大平洋の眺望を楽しむことができるほか、天気によって屋久島や種子島が見られることもあります。遊歩道は800メートルほどあり、亜熱帯の植物が群生している自然豊かな環境です。ソテツの自生地としても知られ、国の特別天然記念物にも指定されています。御崎神社は、縁結びの神様としても知られている神社です。

鹿児島の大隅の見どころや魅力についてご紹介しました。大隅は雄大な自然に囲まれた、鹿児島の中でも魅力ある海景勝地がある地域です。美しい雄川の滝や潮の満ち引きによって違った風景が見られる荒平天神、雄大な雰囲気が漂う佐多岬公園などのいくつもの名所があります。九州の旅をするのなら、ぜひ訪れてみるとよいでしょう。

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