長崎の雲仙にあるおすすめの観光スポット3選

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九州の西に位置する長崎県にある、島原半島。その中心に位置する雲仙は、豊かな自然に恵まれた場所です。登山や自然散策を楽しみたい人が、四季折々の風景を求めて訪れています。春から秋にかけては様々な植物が見られる雲仙は、火山の恵みともいえる温泉もある場所です。今回はそんな雲仙でおすすめの観光スポットを3つご紹介します。

登山を楽しめる雄大な雲仙岳

九州の島原半島の中央あたりにそびえている火山・雲仙岳は、1990年の噴火が記憶に残っている人も多いでしょう。しかし今では火山活動も落ち着いていて登山ができるようになっています。標高1359メートルの山で豊かな自然があり、雄大な景色が見られる場所として、山登りが好きな人たちがよく訪れています。季節を彩る長崎のさまざまな植物が見られるのも、この山の魅力。初夏にはツツジの一種であるミヤマキリシマが見られ、夏の終わりごろには涼しげな色のウンゼントリカブト、秋が深まると紅葉も楽しめます。

火山の地熱が感じられる雲仙地獄

火山の熱で温められた温泉や噴気の熱により、岩石が分解され変質した粘土状の白い土に覆われている一帯は、雲仙地獄と呼ばれています。あちこちから高温の温泉や蒸気が噴出していて、硫黄の匂いが充満している場所です。
何やら怖い地名ですが、温泉街の観光スポットとして長崎でも多くの人気を集めている場所となっています。
雲仙地獄には、このエリアの温泉観光協会が管理している休憩所があります。もうもうと湧きあがる湯気や地熱にふれ、雄大な火山のパワーを身近に感じられるでしょう。

遊歩道散策ができるおしどりの池

一周2.7キロの人工池のおしどりの池は、池というよりも湖のような雰囲気です。周辺には遊歩道があり、自然の中を散策して過ごすのにはぴったりです。おしどりの池の近くでは、初夏には沢山のアジサイの花を見ることができるほか、秋には周囲の山の紅葉も見ごろとなります。さらに天気が良いと水面がエメラルドグリーンに見え、美しい姿が見られるのも、この池の魅力です。池のほとりには、岩に彫って作られている大黒天磨崖仏が祀られている場所もあり、訪れた観光客が立ち寄るスポットとなっています。

雄大な自然の中で過ごしたいときに、訪れるのに最適な雲仙の観光スポットをご紹介してきました。季節ごとの植物や火山の雄大な姿、美しい池などこの地域には魅力あるスポットがいくつもあります。長崎を訪れた際には、家族や恋人・友人などと一緒に、自然の中でリフレッシュするひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

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