鹿児島の川内にあるおすすめの観光スポット2選

四国・九州・沖縄
九州の鹿児島にある川内といえば、西郷隆盛のゆかりの地としても知られています。西郷さんや愛犬の銅像があり、多くの人に親しまれています。このエリアにはドラマ「西郷どん」のロケ地としても有名なスポットがあるほか、豊かな九州の自然が感じられる名所が多くあるのが特徴です。今回は川内にある観光名所の魅力や見どころについてご紹介します。

ドラマのロケ地にもなった長野滝

川内駅から車で35分ほどのところにあるのが「長野滝」です。2018年のドラマ「西郷どん」のロケ地としても知られているところです。薩摩川内市の南東部を流れている真黒川の一部で、岩と岩の間から流れ落ちてくる滝の流れと、苔がむしている岩が神秘的で独特の雰囲気があります。ドラマでは、ここで西郷吉之助が島津斉彬の回復を祈願して滝行をおこなうというシーンが使われています。ストレートに流れ落ちている直瀑で落差は13メートルほどです。マイナスイオンが満ちている雰囲気となっています。ドームのような岩に囲まれたような形になっていて、一見すると洞窟の入り口のような見た目です。車が通れる道から滝までは、杉林を通って歩いていくことになります。自然いっぱいな環境で、緑の中で過ごして癒されたいというときにピッタリの場所ではないでしょうか。

神秘的な姿が見られる蒲生の大楠

鹿児島の川内エリアあたりの観光スポットといえば、この蒲生の大楠もおすすめの場所です。鹿児島県姶良郡にある蒲生八幡神社の境内にあるご神木で、日本一の巨樹とも言われて国指定の特別天然記念物にもなっています。樹齢は約1500年ほどのこのクスノキは根回りは33.5メートル、高さは30メートルもあります。蒲生八幡神社が建立されたのは1123年のことですが、すでにそのときから大木だったのだそうです。内部にはなんと畳8畳ほどの広さの空洞があります。鹿児島空港からは車で約20分ほどのところにあります。車で参道を進んでいくと社務所の奥に駐車場があるので、マイカーでのアクセスも便利です。また蒲生八幡神社の社務所の2階には展望室が備わっていて、窓から大楠を眺めることもできるようになっています。

豊かな自然の景観が今でも多く残っている、鹿児島の川内にある観光スポットの見どころとその魅力についてご紹介しました。川内は西郷隆盛のゆかりの地で、豊かな自然も魅力です。ここでしか撮れないような、写真映えしそうなスポットもあるので、これから九州旅行を計画しているのなら、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

関連記事一覧