鹿児島の北薩地方にあるおすすめ観光スポット3選

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鹿児島県の旧薩摩国の北部にあたる北薩エリアは阿久根や出水、そしてさつま町と伊佐市などが含まれています。風光明媚な地域で、ツルの越冬地としても有名な場所が含まれています。観光に訪れる人も多くいる人気のエリアです。今回はそのような鹿児島の北薩地方でおすすめの観光スポットや、その魅力についてご紹介します。

上り浜・汐見の段々畑

北薩を訪れた際に、ぜひ見ておきたいのが「上り浜・汐見の段々畑」です。ここはかつて、新かごしま百景コンテストのうちの1つに選出されたこともある場所です。長島との間にある黒之瀬戸大橋を渡り、峠を越えた先にあります。ここでは美しい段々畑を見ることができます。山の斜面に向かって、縞になっている段々畑の模様と、青い海とのコントラストがこのスポットからの見どころです。北薩をドライブで巡りたいというときには、ここを通るコースを選ぶと良いのではないでしょうか。

出水市ツル博物館クレインパークいずみ

出水といえば、日本最大の鶴の渡来地としても知られるところです。毎年11月の中頃から12月ごろになると、1万を超える数のツルがここで冬を越すためにやってきます。そのようなこともあり「出水市ツル博物館クレインパークいずみ」が設置されることになった、という背景があります。ここはツルと出水の自然資料を展示している施設で、出水市が主体となって運営をしている施設です。11月から3月まではクレインパークいずみとツル観察センターの共通券もあり、施設をたっぷり楽しめてお得です。

牛之浜海岸の牛之浜景勝地

北薩の中でも阿久根市の辺りを訪れる際には、この「牛之浜景勝地」もぜひ立ち寄ってみることをおすすめします。阿久根市大川辺りの一帯で、最寄駅となる肥薩おれんじ鉄道の牛ノ浜駅からは徒歩5分ほどです。駐車場もあるので車で訪れるのも良いでしょう。ここには珍しい形の岩が連なる海岸で、夕暮れ時には美しい風景を見ることができます。いくつもの種類の地層が露出していることもあり、地質好きな人にも注目されるところです。この牛之浜海岸のあたりは、県の名勝にも指定されている場所です。

豊かな自然に恵まれた、鹿児島県の北薩エリアについてご紹介しました。この地域ならではの段々畑と海の風景や全国的に有名なツルの飛来地、風光明媚な海岸線など、北薩はいくつもの見どころがある地域です。九州へ旅行やレジャーの目的で訪れる予定があるのなら、ぜひ鹿児島の旧薩摩国北部エリアも訪れてみてはいかがでしょうか。

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