大分県日田市・天ヶ瀬のおすすめ観光スポット2選

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九州にはたくさんの観光スポットがあります。なかでも大分県は温泉地として知られており、別府や湯布院など全国的にも名前の知られた温泉地がいくつもあります。大分県の北西部に位置する日田市にある天ヶ瀬温泉もそのひとつで、街のあちこちに立ち寄り湯や共同浴場があり、地元で暮らす人達の憩いの場になっています。大自然に囲まれた天ヶ瀬温泉でゆったりくつろぐ、そんな時間もステキですが天ヶ瀬にはそれ以外にも訪れてみたい観光スポットがいくつもあります。ここではそんな観光スポットを2つ紹介します。

天瀬農業公園で優雅な時間をすごそう

JR天ヶ瀬駅から車で10分程いったところにある天瀬農業公園(ローズヒルあまがせ)には、2000株以上のバラの花が植えられています。都市と農村の交流を目的に開設された公園で、土や野菜に親しむことができる農園や芝生広場、花見や散策ができる広場など複数の施設から構成されます。そのメイン施設といえるのがローズガーデンで、約300品種のバラがガラスハウスの内外に植えられています。年中バラの花を見ることができ、特に春と秋の見ごろを迎えるとあたりは甘く華やかな香りに包まれます。春はつるバラがアーチに絡み、路地では色鮮やかな大輪が一斉に咲き誇り、秋は季節の深まりと共に静かに花開いたバラが深く甘い香りを漂わせます。シーズン中にはバラフェアが開催され苗の販売会や抽選会などが催されるので、記念として購入するのもよいかもしれません。

桜滝でマイナスイオンを浴びてリフレッシュ

天ヶ瀬にはいくつか滝がありますが、慈恩の滝・観音の滝と並んで天瀬の三瀑に数えられるのが桜滝です。他の2つと異なり天ヶ瀬駅の駅裏から遊歩道を10分程でたどり着くことができ、周囲には駐車場や広場も整備されているので散策や市内巡りでも利用しやすいです。五馬高原に源流を発するこの滝は落差約25メートル、幅約15メートルと壮大で、流れ落ちる細かな水しぶきがまるで桜の花びらのように見えることから、その繊細な美しさを表して桜滝と名付けられたそうです。一般的に滝というと山奥に踏み入ったり、山道を歩いてたどり着くといった状況をイメージしがちですが、こちらはファミリーでも気軽に訪れることができます。水量が豊富なので年中枯れることはありませんが、涼を感じたい人はやはり夏に訪れるとよいかもしれません。マイナスイオンをたっぷりと浴びることができますし、自然界のエネルギーをもらってリフレッシュできます。

天ヶ瀬の観光スポットを2つ選んで紹介しましたが、この他にも天ヶ瀬には見どころがたくさんあります。天瀬の三瀑である慈恩の滝や観音の滝を巡るのもよいですし、ドライブに最適なコースがあるので山々を見ながら車を走らせるのもよいです。また先ほどバラ園を紹介しましたが、バラは天ヶ瀬特産品でもあり街なかにはバラの花にちなんだ立ち寄り湯もあります。特産品のバラの花びらを浮かべて優雅なひとときを過せば、忙しい日常を忘れてゆったりできるかもしれません。

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