鹿児島のシンボル!桜島に行ったら外せない観光スポット3選

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鹿児島のシンボル「桜島」は、現在でも毎日噴火を繰り返している活火山です。もともとはその名の通り「島」でしたが、大正3年の大噴火による大量の溶岩で海が埋まり、大隅半島と陸続きになりました。そのため鹿児島市内からはフェリー、大隅半島からは車で行くことができる人気観光スポットとして多くの観光客が訪れています。ここでは桜島に行ったら外せない観光スポットを3つご紹介します。

噴火の脅威を肌で感じる「黒神埋没鳥居」

大正3年の大噴火によって噴出した火山灰は、上空18000以上まで上昇したと言われています。この大量の火山灰と溶岩によって、黒神地区の全687戸と「腹五社神社」を噴火後わずか1日の内に埋め尽くしてしまいました。「黒神埋没鳥居」はもともと3メートルの高さがある鳥居でしたが、今は笠木部分の約1メートルと人の背丈以下になっています。当時の村長が、噴火の脅威を後世に伝えようと掘り起こすのを止めたため現在もそのままの形で残っているため、桜島で見逃せないポイントとなっています。

迫力満点の岩肌が見られる「湯之平展望所」

桜島の北岳4合目、標高373メートルの高さにある「湯之平展望所」は、鹿児島県人がおすすめする絶景ビューポイントです。一般の人が入ることのできる最高地点で、海側には錦江湾と鹿児島市内、背後には荒々しく迫る岩肌を見ることができます。展望スペース1階にはお土産コーナーや市街地を眼下にも下ろしながら休憩できるカウンターもあり、ちょっと一息入れるのに最適です。おすすめは夕方で、海の向こうに沈む太陽と夕日に赤く染められた岩肌、明かりが灯りだす市内の風景はまさに絶景です。

お土産ならここ!道の駅「火の島めぐみ館」

フェリーターミナルから徒歩数分の場所にある「火の島めぐみ館」は、活火山の麓という全国でも稀有な立地にある道の駅です。世界で一番大きな「桜島大根」や、世界で一番小さい「桜島みかん」を始めとして、バラエティ豊かな旬の農産物や海産物、加工品をお手頃価格で扱っています。ここでしか購入できない商品も多数取り揃えている他、湯之平展望所や赤水展望広場などの観光スポットにも近いなど、桜島観光ではぜったいに外せないスポットのひとつです。桜島の風土で培われた「めぐみ」や「グルメ」を是非堪能してみましょう。

桜島は、噴煙を上げ続ける景観の雄大さや市内からのアクセスの良さから、鹿児島を代表する観光スポットとなっています。溶岩原や展望スポットを見学すれば、非日常の景色に驚くこと請け合いです。「生きている地球」の鼓動を間近に感じることができる、九州はもちろん世界でも稀なスポット「桜島」へ、是非一度足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

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