青森の十和田湖周辺でおすすめの観光スポット2選

北海道・東北
東北地方の名所の1つに挙げられる十和田湖は、青森県と秋田県にまたがる湖です。最大の水深は326.8メートルと日本でナンバー3を誇ります。美しい湖の風景だけでも東北観光の目的地となるおすすめの湖ですが、訪れた際には合わせて立ち寄りたい名所もいくつかあるので、今回は十和田湖の観光スポットやその魅力についてご紹介します。

湖全体を見渡せる「御鼻部山展望台」

「十和田湖および奥入瀬渓流」として特別名勝と天然記念物に指定されている十和田湖は、森林に囲まれた自然豊かな場所にある湖です。春から秋にかけては遊覧船も運航されているので、湖の上から観光を楽しむこともできます。もちろん遊覧船からの景色や湖のすぐ近くの岸からの景色も素敵ですが、せっかくなら高いところから全景を眺めてみてはいかがでしょうか。そこでおすすめなのが、青森と秋田にまたがっている「御鼻部山」の山頂にある展望台です。御鼻部山は湖の北岸にあり、標高は約1010メートルあります。火山の噴火でできたカルデラ湖である十和田湖の外輪山の1つです。山頂には十和田湖三大展望所の1つに数えられる「御鼻部山展望台」があり、湖の美しい景色を眺めることができます。すぐ近くに道路が通っているので展望台のすぐそばまでは車で行くことができます。

歴史あるパワースポット「十和田神社」

青森県のパワースポットの1つといわれているのが、この十和田神社です。湖の中央の南辺りにある中山半島にあり、観光名所の1つである「乙女の像」からもすぐ近い距離にあります。平安時代の初期に創建されたと言われていて、鎌倉時代より以前から山伏の修行場となっていたり江戸時代には南部藩の霊場にもなっていたという歴史がある神社です。日本武尊とともに、青森・岩手・秋田に伝わる伝説に登場する南祖坊をまつっています。趣きのある古い時代の木造の神社が風情ある印象となっています。十和田神社がある中山半島の付け根のあたりは、観光客向けの施設が集まっているエリアです。遊覧船の乗り場や、バス乗り場などもあるので、比較的アクセスの良い場所に神社はあります。すぐ近くにある乙女の像や、御前ヶ浜からの風景も合わせて楽しめるスポットです。

十和田湖を訪れたときには合わせて立ち寄りたい、2つのおすすめ観光スポットについてご紹介しました。冬以外なら遊覧船に乗ったり、十和田湖とともに国の特別名勝で天然記念物となっている奥入瀬渓流にも足を伸ばしてみるのも良いでしょう。青森に旅行やレジャーで訪れる予定なら、ぜひ発荷峠展望台や十和田神社も訪れてみてはいかがでしょうか。

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