島根県津和野の外せないおすすめ観光スポット3選

中国地方
中国地方の島根の南西部に位置する津和野は、山陰の小京都と呼ばれています。その美しい白壁の古い街並みは観光客を魅了しています。のんびり町歩きするには最適なところで、写真として収めたくなる風景がめじろ押しです。昔ながらの情緒が味わえる数多くの観光スポットがありますが、その中から厳選した3つの観光スポットを紹介します。

白壁の美しい景観が続く殿町通り

津和野観光のメインストリートと言えるのが殿町通りです。通りに面して白い土塀と掘割が並び風情が漂います。掘割には赤・白・金・黒などの何百匹もの色とりどりの鯉が泳いでいます。鯉のえさも販売しているので、えさをあげて楽しむことができます。5月下旬から6月中旬にかけて、ハナショウブが咲き乱れます。鯉とのコントラストがとても綺麗で見ていて飽きません。夜間のライトアップも行われますので、昼間とは違う幻想的な雰囲気が感じられます。立派な門構えの武家屋敷も点在しています。

日本五大稲荷のひとつ太皷谷稲成神社

太皷谷稲成神社は、京都で有名な伏見稲荷の神霊を移した神社です。城山の麓から中腹にかけて朱塗りの鳥居が並ぶ光景はとても目立ちます。神社までの約1000本の鳥居のトンネルは圧巻で、いかにもご利益がありそうです。この神社では、境内にある4ヶ所の参拝所をお参りすることが習わしとなっています。お参りは元宮・命婦社・新殿・神殿裏奉拝所の順序で参拝するのがおすすめです。独特の参拝形式である四ヶ所参りを是非体感してみて下さい。1年を通してさまざまな行事が行われているので、日程を合わせて訪れると良いでしょう。

城下町で異色な津和野カトリック教会

武家屋敷が立ち並ぶ城下町の中で、ひと際目立つ白亜の教会が津和野カトリック教会です。昭和6年にドイツ人のシェーファにより建てられたゴシック建築の教会です。木造モルタル造りの建物で、内側のステンドグラスがとても美しく見物だと言えます。教会内としては珍しく畳が敷かれていて、外観とのギャップに驚きを感じることでしょう。敷地内には乙女峠で起こったキリシタンの弾圧を伝える記念館もあります。宗教に興味のある人もない人も誰もが楽しむことができるスポットとなっています。

島根を観光しようと考えている方は、津和野でのんびり過ごすことを検討してみてはいかがでしょうか。紹介した観光スポット以外にも見どころは満載です。ランチには、津和野名物のうずめ飯という郷土料理がおすすめです。見た目は雑炊のようですが、出汁の濃い味と具材の優しい味とがマッチしてとても美味しいと評判です。津和野周辺には宿泊施設もありますので、2日間かけてゆっくりするのも良いかもしれません。

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