フィンランドの首都ヘルシンキのおすすめ観光スポット2選!

ヨーロッパ
北国フィンランドの首都ヘルシンキは、陸地面積が約210平方キロメートルとかなりコンパクトで、落ち着きがある港町となっています。繁華街でもBGMを流す店が少なく、冬は雪に音が吸い込まれて驚くほど静かな印象を受ける町です。ではそのヘルシンキで、おすすめの観光地はどこがあるでしょうか。ここだけは行ってほしい、という場所を2か所紹介します。

ヘルシンキ大聖堂&元老院広場で休憩と見学

ヘルシンキに来たら必ず行くべきなのが、こちら大聖堂と元老院広場です。1812年にロシアによって首都がうつされた後に建設がはじまり、1852年に40年かけて完成しました。街を優しく見守るシンボルであり、聖堂を持ち上げている巨大で広大な階段は、市民が腰かけてアイスを食べる場所として有名です。
隣接している元老院広場には御影石が敷き詰められ、中央にはロシア皇帝アレクサンダー2世の像があります。
ここの階段に腰かけてアイスクリームを食べ、大聖堂の見学をした後の観光予定を話し合うのもおすすめのコースです。アクセスは中央駅から東方向に徒歩で5分、トラム7番で下車すぐの場所です。開館時間は9時から夜の18時までで、休館日はありませんが特別礼拝やイベント時には立ち入りは不可となりますので気を付けましょう。

公衆サウナのロウリュで汗をかこう

フィンランドではサウナ浴という文化がありますが、最近では町の店はどんどんすたれてきていました。しかし近年、この文化を復活させようと旅行者と地元の人が一緒に楽しめる公衆サウナが出来ています。
ロウリュは2016年の春にオープンして以来、大きな話題を呼んだ人気のサウナです。水着やバスタオルを着用して入れる混浴サウナであり、暑くなってきたら目の前の海に飛び込んでクールダウンすることも可能です。
入浴後には隣接しているレストラン・バーでお腹を満たすことも可能ですし、屋上展望台でヘルシンキの街を一望することも出来ます。地元の人たちに混ざって本場のサウナ浴を経験するのも、フィンランドにきたらおすすめしたい体験です。営業時間は月曜日から木曜日の16時から22時、土曜日は朝8時から空いています。ロッカーの数に限りがありますので、出来るだけインターネットで予約するのが望ましいです。

ヨーロッパの北、フィンランドは日本とは文化が全く違うため、様々な新しい体験が出来るのです。折角長時間かけていくのであれば、昼間は地元でしかできない体験をしてきてください。そして、夜は美味しい料理とお酒で身も心も満たし、人生の中でキラキラと輝く思い出になるようにしましょう。きっと忘れられない出来事になるでしょう。

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