ベルギーの美しい街ブリュッセルで必ず見たい観光スポット3選

ヨーロッパ
ブリュッセルはベルギーの首都であると同時に、NATO(北大西洋条約機構)の本部やEU(欧州連合)の主要な機関が置かれていることによって「ヨーロッパの首都」と呼ばれることもあります。
そんなブリュッセルにはヨーロッパらしさが感じられる古い建築物が多く残っており、美しい街並みが見られるので観光旅行に行くのに最適です。おすすめの観光スポットをご紹介しますので是非訪ねてみてはいかがでしょうか。

世界で最も美しい広場とされるグランプラス

ブリュッセルに行った人が始めに訪ねると良いのがグランプラスと呼ばれる大広場です。グランプラスは1998年にユネスコの世界遺産に登録されていますが、大広場を囲んで市庁舎や王の家、ギルドハウスといった歴史的な建築物がずらりと建ち並んでいるので感動を覚えることでしょう。ここに来ればブリュッセルで見るべき美しい建築物の数々を効率良く見て回れますし、花市がほぼ毎日開かれていて多くの人が行きかっている様子も楽しめます。
なお、ベルギーの観光スポットとして有名な小便小僧の彫像もグランプラスの近くにあります。

グランプラスから歩いて行けるギャルリ・サンテュベールは、ヨーロッパで最も古いアーケード商店街の一つだと言われています。鉄とガラスが素材として使用されているギャルリ・サンテュベールのアーケードは1847年にクリュイズナールによって設計されました。この商店街には女王と王、王子という3つの通りがあり、書店やブティックなど様々なお洒落な店が並んでいるため、眺めて歩くだけでも楽しめますし、買い物をするのにも最適です。
ベルギーと言えば日本ではチョコレートが有名ですが、この商店街の中にもチョコレートショップが見つかります。お土産を探したり買い食いをしていると時間が経つのを忘れてしまいそうになるでしょう。

日本でも人気の画家であるマグリット美術館

ベルギー生まれの画家の中でもマグリットは日本人によく知られている内の一人です。ハトと青空が印象的な大家族という絵は、多くの人が見たことがあるのではないでしょうか。
シュルレアリズムの作家として有名なマグリットの作品が多く集められているマグリット美術館は王立広場の近くにあります。こちらでは光の帝国などの有名な作品を見ることが出来る他、マルチメディアスペースなどもあるため、独特な世界観を充分に体験出来ます。館内にはミュージアムショップも用意されているのでお土産を買うことも可能です。
フランボワイヤン様式で建てられた市庁舎からアールヌーヴォー建築の数々まで、ブリュッセルには美しい建物が多くあるため、建築好きには堪らない街だと言えるでしょう。また、美術館や博物館にも見るべきものがたくさんありますし、チョコレートやビールなどをはじめとしたグルメも楽しめる街です。
ブリュッセルは観光スポットが比較的まとまった地域に位置しているため、時間があまり無い人にも観光がしやすいという利点もあります。是非この街の魅力を味わいに行ってみてください。

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