ヨーロッパ最大の都市、ロシアのモスクワの観光スポット3選。

ヨーロッパ
モスクワはロシアの首都であるとともに、ヨーロッパ最大の人口(約1,250万人)を誇る大都市です。旧ロシア帝国の宮殿として名高いクレムリンは城壁の長さが2.25キロメートルに及び、内部には宮殿や大聖堂が並んでいます。そして、美しい広場として知られる赤の広場もモスクワを象徴する観光スポットです。以下では両者を除くおすすめの観光スポットを3つ紹介します。

展示物が豊富な宇宙飛行士記念博物館。

「地球は青かった」という名言を残したガガーリンが、世界初の有人宇宙飛行を達成したのは1961年とされています。その20年後の1981年のオープンしたのが宇宙飛行士記念博物館です。宇宙開発に特化した博物館で、充実した展示物が整っていることがおすすめの理由です。ガガーリンが使った宇宙船やスプートニク衛生の模型、宇宙犬などに加え、宇宙での生活に欠かせないさまざまな道具(運動器具やウェア、医療器具など)が見られ、宇宙での生活を具体的にイメージすることができます。子どもはもちろん、大人も十分に楽しめる博物館と言えるでしょう。地下鉄6号線のヴェデンハ駅から徒歩2分の好立地も魅力です。

ボリジョイ劇場でバレエ・オペラを満喫。

ロシアは今や世界を代表するバレエ大国と言われるほどバレエが盛んな国です。その中でも最高峰と評価を受けるのがボリジョイバレエ団です。そして、彼らの本拠地がモスクワのボリジョイ劇場となります。バレエと言えばチャイコフスキーの白鳥の湖があまりにも有名ですが、1877年に世界で初めて演じられたのが同劇場です。その伝統に相応しいギリシアの神殿を彷彿させる美しい外観と、豪華絢爛な内装も注目に値します。シーズンによってはチケットの入手が困難な場合もあるようですので、ツアーでの参加や早めのチケット入手が欠かせません。

まるで宮殿のような外観のグム百貨店。

グム百貨店はモスクワの象徴とされる赤の広場に面しています。宮殿のような外観を持ち、クラシック感とオシャレ感が漂う内装が特徴の百貨店です。日本の百貨店とは違った雰囲気を楽しめるでしょう。内部のほぼ中心部に設置されている噴水は待ち合わせにも便利なスポットです。シーズンによっては噴水の中にスイカが敷き詰められていることもあるとか。百貨店内部には高級ブランド店やフードコート、おしゃれなカフェ、数々の土産店などが集まり買い物はここだけで完結させることができます。トイレは有料となっていますが、たいへんキレイと評判です。

モスクワは世界最大の面積を誇るロシアの首都です。それだけに、スケールの大きな建築物が非常に豊富な観光地で見どころは満載です。ご案内した3つの観光スポット以外にも、伝統ある大聖堂や有名な美術館、雄大な自然などがたっぷりとあります。ここではロシア文化や歴史を知ることができる観光スポットと、買い物を通じて異文化を味わえる百貨店をご紹介しました。参考にしていただけると幸いです。

関連記事一覧