スイスでも指折りの名所サンモリッツの観光スポット2選

ヨーロッパ
ヨーロッパのスイスアルプスに位置するサンモリッツは、自然が非常に豊かなところです。そして冬は雪が積もるためウィンタースポーツが盛んで、夏は青や緑といった風に景色が大きく変わるため、1年中楽しめるところでもあります。そんなスイスのサンモリッツに訪れた場合、足を運んでおくべき観光スポットを2つご紹介します。

街の中心でもある湖周辺

サンモリッツはひとつの自治体で、その東側には同じ名前のサンモリッツ湖という湖があります。そして街としてのサンモリッツの中心は、その湖の湖畔にあります。なのでサンモリッツを訪れた際には、ほぼ必ず湖の近くを観光することになるでしょう。
暖かい季節であれば壮大な山々を背景にした手前に広がる水面という、景色をまず堪能することができます。その湖の周辺は遊歩道となっているため、約4kmという程よい距離を散策可能です。またサンモリッツはヨーロッパらしい建物が並ぶ街中も魅力ですが、それも湖畔から遠くないところに位置しています。そこには有名な建造物である斜塔や美術館にアートギャラリーなど、観光で訪れることができるスポットがいくつもあります。つまり徒歩圏内で様々な楽しみ方ができるというわけです。

高所から眺められるムオタス・ムライユ

サンモレッツの壮大な景色は、湖畔から見上げる形だけでなく、高いところから見下ろす視点にもできます。それを可能にするのがムオタス・ムライユというビューポイントで、標高2453mの高所に位置しています。
サンモリッツを眺めることができる展望台は他にも色々ありますが、ムオタス・ムライユはその中でも比較的近いところにあります。サンモリッツの駅前から交通機関を利用して約25分で到着します。その25分の内およそ10分は麓から高所へ向かうためのケーブルカーなので、移動をしている段階ですでに景色を楽しみ始めることができるでしょう。
春や秋など一定の期間はケーブルカーが休止になることがありますが、夏と冬はどちらも利用できるため、全く異なる景色が楽しめる点は変わりません。そのため気に入ったのであれば、複数回訪れるのも良いでしょう。

サンモリッツはヨーロッパらしい自然と、プラスアルファとして街並みを楽しめるのが魅力です。そして湖畔とムオタス・ムライユ展望台はそこまで遠く離れてはいないため、その景色を複数の方向から楽しむことも不可能ではありません。したがって日本とはまた異なる、アルプスだからこそ実現できる壮大な景色を楽しみたい人は訪れてみると良いでしょう。

関連記事一覧