フランスの第2の都市「リヨン」で見たい観光地2選

ヨーロッパ
ヨーロッパ・フランスの中でもリヨンは歴史が古く、複数の観光スポットを保有している都市として知られています。ローマ帝国時代よりも2,000年も多くの歴史を持つこの都市には、どのような魅力があるのでしょうか。2つの大きな観光スポットを今回はご紹介します。どちらも古くから都市に存在するにも関わらず、現在も現役で利用されている驚きのスポットです。

リヨン最大の魅力ノートルダム大聖堂

ユネスコの世界遺産にも登録されている、フランス・リヨンの最大の観光スポットが「ノートルダム大聖堂」です。1872年から1896年に建築された教会で、ステンドグラスの美しさとロマネスク建築・ビザンチン建築の2つの様式で建てられたことで知られています。フィヴィエール地区という丘の上にある大聖堂で、高いところからリヨンの街並みを見下ろすことも出来るため、非常に多くの観光客を集めていることで有名です。ヨーロッパ・フランスにはパリにも同じノートルダム大聖堂がありますが、実は同じ設計者がこの寺院を造り上げました。建築の際には、リヨンの街のどこからでもノートルダム大聖堂を見られるような位置に設計したと言われています。毎年12月8日には、聖母マリアに感謝を捧げる祭りの中心となり、リヨンの街中がキャンドルの光に包まれます。

野外劇を堪能できる古代ローマ劇場

ヨーロッパにおいて古代ローマ劇場と言うと、イタリアの闘技場をイメージしがちですが、フランス・リヨンの街にも古代ローマ劇場が存在します。ノートルダム大聖堂の近くにある観光スポットで、紀元前15年頃に建築されました。驚くことに、現在でもイベント施設として利用されています。特に夏の間は、この古代ローマ劇場で野外劇が上演されることでも有名です。古代ローマ劇場は、小さい神殿と闘技場から成り立っており複合施設として建てられました。フィヴィエール地区の大聖堂とともに、ユネスコの世界遺産の指定を受けていることでも有名です。ヨーロッパ・フランス国内にはリヨンの古代ローマ劇場の他にも、4か所の闘技場が存在します。それらの中でもこの古代ローマ劇場は最古のものであり、建てられた当初は約4,700人の収納が可能でした。

リヨンはパリにある「シャルル・ド・ゴール空港」を経由して、飛行機で訪れることが出来ます。世界遺産があり、美味しい食べ物も多いと言われる地域ですから、観光にはぴったりの場所です。パリから日帰り出来る距離であることも魅力で、迫力ある大聖堂とローマ劇場を身に多くの観光客がヨーロッパ中から訪れます。ぜひ一度、足を運んでみて下さい。

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