香港の長洲で人気を集めている観光スポット3選

アジア
香港島の南西に位置する長洲島は、岩石と砂洲から構成されている島で、砂洲のエリアには食堂や海産物屋が並んでおり、東辺には海岸線に沿ってコテージが並んでいるので宿泊を楽しむこともできます。ここでは、ハイキングコースが整備されていてマイナスイオンを浴びながら快適に過ごせるこのエリアで人気を集めている観光スポットを3つ紹介していきます。

長洲島を代表する観光名所「張保仔の洞窟」

張保仔の洞窟は、19世紀初頭に香港で勢力を誇った大海賊の張保仔が隠れ場所として利用していたことでも知られているスポットで、この場所から海岸線の素晴らしい景色を堪能することができます。メイン埠頭から歩いていける道が整備されているので、フェリーやレンタサイクルでも行くことができる他、1人乗り自転車だけではなく自転車の後ろにベンチが備えられている三輪自転車も借りることができるので、子供連れのファミリーでも時間を忘れて楽しむことができるスポットとなっています。

カップルにも人気の「観音湾ビーチ」

観音湾ビーチは、アジアからの観光客だけではなく地元の人や外国人居住者も多く訪れる長洲島を代表する観光スポットです。実際には東湾ビーチと観音湾ビーチの2つがあり、小さな岬で区切られていますが、ビーチにはウィンドセンターがあってウィンドサーフィン・サーフィン・カヤック用具をレンタルすることもできるので、ウォータースポーツを思う存分楽しむことができます。また、東湾ビーチからは香港仔とラマ島を見渡すことができ、日没時には魅力的な景色を見ることができるので、カップルにもおすすめの観光スポットといえます。

伝統的なお祭りが楽しめる「北帝廟」

北帝廟は、地元の漁業コミュニティの守護聖人である北帝に捧げられた廟で、屋根を飾る美しい陶器のタイルや竜の石造りが特徴的な彫刻など、伝統的な中国様式のデザインが大きな見どころとなっています。また、この寺院は毎年春に行われる饅頭祭りと呼ばれるイベントの中心となる場所でもあり、毎年この時期には何百万人もの人々が訪れます。饅頭祭りでは獅子舞やゲームなどが楽しめる他、予選を勝ち抜いた12人の参加者がタワーの頂上にある饅頭の取るための競争も行われているので、時間を忘れて楽しむことができます。

のんびりとした時間が流れている香港の長洲島は、島内に車が走っていないことから観光の移動手段は徒歩かレンタサイクルになっていますが、快適に移動できるだけの環境が整備されているので、観光地としても申し分ありません。フェリー乗り場付近には商店街が並んでいて、カフェやお土産屋も充実しているので、ファミリーでもカップルでも楽しい時間を過ごすことができます。

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