中国の蘇州市にある代表的な観光スポット3選
夜景が見どころの山塘街
水の都としても有名な蘇州は、水路そのものが見どころです。その数ある水路の中でも観光スポットに適しているのが、山塘街という場所です。実際に舟が水路を行き来し、商店街が立ち並んでいます。そして観光スポットとしてすでに定着していて、ショッピングを楽しむこともできます。
そんな山塘街の水路は夜景が見もので、水路の両側にはお店の提灯が並び、幻想的な雰囲気となります。古い町並みやロマンチックなスポットが好きな人は、暗くなった頃に足を運んでみると良いでしょう。
ランドマークでもある虎丘
蘇州の北西には虎丘というスポットがあります。その場所は呉の王が埋葬されたのちに白い虎が現れたという逸話があり、大勢の人が足を運びます。虎丘というのは地名で、仏殿や遺跡など見どころがいくつもあります。
中でも代表的なのは虎丘の塔で、ランドマークにもなっています。塔自体はおよそ15度ほど傾いているため、世界第2の斜塔としても有名です。そして虎丘の塔は上ることこそ不可能ですが、1階部分であれば足を踏み入れて見学することができます。ぜひ塔を外側と内側の両方から堪能しましょう。
世界遺産に登録されている拙政園
蘇州にある数多くの観光スポットの中でも代表的なのは、世界遺産への登録もされている稚政園です。中国4大名園のひとつとしても数えられる庭園で、約500年という古い歴史があります。
敷地の中には建物や堀に橋など、多種多様な古い建築物があり、植物と共に穏やかな庭園を演出しています。敷地そのものは蘇州にある庭園の中でも最大の広さで、全てを見て回るのに1時間以上はかかるでしょう。そして数ある植物の中でも特に、蓮が見ものです。近くには座れる場所もあるため、目の前いっぱいに広がる蓮の葉をゆっくりと眺められます。
中国には数多くの観光スポットがありますが、その中でも蘇州は歴史的な魅力がたくさん詰まっているところです。そんな蘇州にある観光スポットを3つご紹介してきました。それぞれ異なる特徴があり、いずれも長い蘇州の歴史に携わってきたスポットです。そのためどれを選んだとしても、その歴史の重みを感じ取ることができるでしょう。