宮城の登米エリアにあるオススメ観光スポット3選

関東
東北の宮城にある登米といえば、昔からお米の名産地として知られる地域です。また渡り鳥の飛来地としても有名で、美しい田園地帯と豊かな自然が魅力となっています。自然の中でリフレッシュできるようなところが多くあり、たくさんの人の心を惹き付けています。今回は、そのような登米市のおすすめのスポットについてご紹介します。

日本三不動の1つ・横山不動尊

周囲を三陸復興国立公園の山林に囲まれている「横山不動尊」は、津山町にある曹洞宗のお寺です。1156年に百済から流れ着いたといわれる仏像を祀ったのが始まりという、大変歴史の古い寺院です。ご本尊は純金製で、5センチほどの高さですが、5メートルもの大きさの木造の不動明王の中に入っています。この不動明王は国の重要文化財にも指定されているという仏像です。境内の周囲は津山杉の森に囲まれていてますが、遊歩道が整備されているので山歩きを楽しむことができます。

桜の名所・平筒沼ふれあい公園

市の南部に位置する平筒沼の周囲は公園として整備されています。この「平筒沼ふれあい公園」は桜の名所として知られるところで、春になるとおよそ875本もの桜が美しい花を咲かせることで有名です。4月中旬から4月下旬ごろは桜まつりが開かれ、お花見を目的に訪れる人も多いです。入園料もかからず駐車場も整備されているので、気軽に訪れることができるでしょう。沼の周囲には3キロほどの長さの遊歩道が整備されていて、お花見シーズンは桜を見ながらの散策にもってこいですがその他の季節も自然散策にぴったりです。

多くの巨木がある柳津虚空蔵尊

津山町には、818年からこの地にある真言宗智山派のお寺「柳津虚空蔵尊」もあります。このお寺がある周辺も三陸復興国立公園の一部で、豊かな自然に恵まれているところです。境内には天然記念物に指定されている巨木がいくつもあるので、ぜひ訪れたらチェックしてみて下さい。カヤは推定樹齢が300年といわれていますが、ケヤキやイチョウは400年、杉の並木はなんと500年と考えられています。本堂や山門も趣がある佇まいとなっていますが、「鵲橋」という指定文化財も見どころの1つです。

登米エリアの魅力や見どころについてご紹介しました。登米市の観光といえば、やはり美しい自然の風景が楽しめるスポットは外せないです。同じ宮城県内では登米市の周辺地域にもそのような場所があるので、自然の中で過ごしたい人におすすめです。市内の名所と合わせて近隣の沼や湿地を訪れてみると、より東北の自然を満喫できます。

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