北海道の人気観光地「洞爺湖」のおすすめスポット2選

北海道・東北
年間を通して多くの観光客が訪れる北海道。老若男女問わず、あらゆる世代に人気となっています。人気の観光地のひとつに、虹田群洞爺湖町と有珠群壮瞥町にまたがる洞爺湖があります。二級河川長流川水系に属し、湖周辺が支笏洞爺国立公園に指定されている観光地です。ここでは、洞爺湖のおすすめスポットを2つ紹介していきます。

青く輝く湖のパノラマが広がるサイロ展望台

サイロ展望台は湖の西岸の高台にあり、洞爺湖エリアのなかでも最も湖を間近で眺望できるスポットのひとつです。直径にして9キロから11キロある湖全体をはじめ、湖に浮かぶ中島や有珠山、昭和新山なども一望できます。展望台にはヘリポートもあり夏限定でスカイクルーズを楽しめ、上空からの大自然を感じることもできます。展望台にある茶色い屋根が特徴の施設、「サイロ」の入場は無料です。1階には多くの種類のお土産が揃うショップがあり、2階は展望レストランと団体観光客向けの体験学習館となっています。1階のショップでは、地元の新鮮な牛乳などを使ったお菓子や乳製品が人気です。2階のレストランは216席が用意され、北海道の名物料理などが堪能できます。2階で行っている体験学習では、地元の牛乳から美味しいバターやアイスを作ったりうどんやラーメン作りを体験できたりします。

美しい湖を眺めながらくつろげる洞爺湖温泉

洞爺湖温泉は北海道屈指の温泉郷で、青く輝く美しい湖を眺めながらくつろげると年間を通して国内外から多くの観光客が訪れるスポットです。ホテルや旅館の数は道内でも有数の規模で、湯量は全国でも第3位となっています。泉質はナトリウム・カルシウム一塩化物温泉で神経痛や関節痛、冷え性などに効果があるといわれています。宿泊施設の大半の部屋からは洞爺湖が眺められ、なかには露天風呂からも眺められるところもあり、温泉に浸かりながら時間ごとに変わる幻想的な湖を楽しめると人気です。温泉街は山と海に囲まれており、北海道特有の海の幸に加えて山の幸も堪能できます。また、洞爺湖では4月下旬ごろから10月末日まで毎夜20時45分頃から約20分間、湖上で行われる名物の花火大会があります。この花火は温泉街にある宿泊施設からも見ることができ、客室や露天風呂から眺められると評判です。

洞爺湖には、ほかにも多くのスポットがあります。20世紀で最も新しい火山のひとつとされる国指定の特別天然記念物「昭和新山」や、クマを間近で見たり餌を与えたりすることができる「昭和新山熊牧場」などです。さらに2008年に行われたG8サミットに関する記念館もあります。世代を超えて楽しめる観光スポットとなっています。

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