宮城県の秋保エリアでおすすめの観光スポット2選

北海道・東北
宮城県の秋保といえば東北でも有数の温泉地として知られ、奥州三名湯の1つにも数えられています。仙台の中心部からも比較的距離が近いため、手軽に利用できる温泉地として人気があります。そんな秋保には温泉以外にも自然や文化を楽しめる、魅力あふれる観光スポットが幾つも集まっています。ここでは秋保でおすすめしたい観光スポットについて、2つほど紹介します。

手軽にアウトドアを楽しめる天守閣自然公園

名取川の渓谷にある秋保は自然に恵まれており、アウトドアを楽しむには最適なエリアです。そこでおすすめしたいのが、天守閣自然公園。ここはオートキャンプ場を完備した自然豊かな公園として知られ、宮城県内でも人気の高いレジャースポットの1つです。園内にはこの他にも、日帰り温泉や足湯をはじめ、お蕎麦やカフェを味わえる食事処もあります。またこの公園はその名称からわかるように、室町戦国時代に初代秋保摂津守盛義が館を構えた、城館の跡地に所在します。園内には本丸の他、曲輪や空堀あるいは土塁といった、数々の貴重な遺構が残ります。ここは池泉回遊式庭園としても整備されており、池にいる美しい錦鯉の群泳や、自然と一体となった見事な石庭を堪能することができます。アウトドアを楽しみながら、歴史も学べる魅力あふれるスポットと言えます。

美しい芸術とふれあえる仙台万華鏡美術館

秋保には芸術とふれあえるスポットもあります。それが仙台万華鏡美術館です。温泉街を流れる名取川沿いに位置し、赤い屋根にクリーム色の可愛らしい洋館が目印。3階建ての建物に入ると、1階にミュージアムショップと体験コーナー、2階と3階には展示室があります。1階の体験コーナーでは自分だけのオリジナルな万華鏡を、誰でも簡単に手作り体験することができます。また2階と3階の展示室には、世界的に有名な作家の希少なアンティーク作品の他、華鏡を発明したスコットランドの物理学者の作品や、大型の万華鏡をはじめとしたユニークな作品など、数々の魅力あふれる作品群を鑑賞することが可能です。さらにこの展示室で注目したいのは、手で触れて動かしながら鑑賞できる万華鏡が、約30点も展示されていること。大人はもちろん小さな子どもであっても、十分に楽しめる美術館です。

宮城県の秋保は温泉地としてよく知られたエリアですが、それだけではもったいない。ここまで紹介してきたように、秋保には自然や歴史さらに芸術までも満喫できる、数々のスポットが充実します。せっかくファミリーやカップルで秋保を訪れるなら、温泉だけでなく自然や歴史あるいは芸術なども、一緒に堪能してみてはいかがでしょうか。

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