旅行で訪れる際に鹿児島の南薩でおすすめの観光名所3選

四国・九州・沖縄
九州の鹿児島にある南薩地域と言えば、雄大な自然の風景が見られるほか温泉地もあるため、毎年多くの観光客が訪れている人気のエリアです。長い地球の歴史が育んだ湖や山、そして海のある風景などはこの地域ならではの見どころと言えます。今回は九州の鹿児島・南薩地域の魅力ある3つの観光名所や、その見どころについてご紹介します。

美しいカルデラ湖・池田湖

「池田湖」は九州地方でも最大の規模を誇る円形をした湖です。湖の周囲は15キロあるほか、深さは何と233メートルもあり日本では4番目に深い湖です。ここはカルデラ湖で、5700年も前に火山活動によってできたと言われています。深い藍色をした水をたたえた様子が美しく、湖畔に植えられた花が季節ごとに彩りを添えています。この湖は大ウナギの生息地としても知られているところです。このウナギは一時期話題になった、未確認生物「イッシー」の正体はであると言われています。池田湖は、UMAのロマンを追い求めたい人にとってもおすすめの名所です。

薩摩富士とも呼ばれる開聞岳

薩摩半島の最南端に位置する山と言えば「開聞岳」です。日本百名山の1つにも数えられるこの山は標高が924メートルあり、なだらかで美しい円錐形をしています。その形から「薩摩富士」とも呼ばれることのある山です。多くの人に愛されている開聞岳は、南薩のシンボル的な存在とも言えるでしょう。開聞岳の最寄り駅はJR指宿枕崎線の「開聞駅」です。山頂まで登る場合は一般的に3時間ほどかかります。しかし山頂からは海や半島などの360度遮るもののない景色を満喫することができるのが魅力となっているので、山歩きが好きな人にはおすすめです。

恋人たちに人気の知林ヶ島

鹿児島の南薩エリアを訪れる際には「知林ヶ島」も、旅行のコースに入れるのがおすすめです。錦江湾に位置している無人島で、周囲は約3キロメートルほどという小さな島です。知林ヶ島は海の中にあり、岸からは800メートルほどの距離があります。しかし時期によっては、潮が引くと地続きとなり歩いて渡ることができるのが特徴です。とはいえいつでも歩いて行けるというわけではなく、3月から10月の季節の、大潮や中潮の時でなくては潮が引いても道が現れることはありません。この砂の道は「ちりりんロード」と呼ばれ、カップルに人気があります。

雄大な自然に恵まれた九州の鹿児島に位置する南薩地域の観光名所と、それらの見どころについて3つご紹介しました。九州旅行に出かける際には、古来から知られる温泉地を訪れるのも良いものです。それに加えて湖・山・海のを身近に感じられるこれらの名所を訪れ、大自然の中で過ごしてみるとリフレッシュすることができるのではないでしょうか。

関連記事一覧