海が綺麗なニューカレドニアにあるウベア島の観光スポット2選

オセアニア
オセアニアのフランス海外領であるニューカレドニアには、ウベア島という島があります。日本では天国に一番近い島として広く知られ、周囲がはっきりとした青い海で囲まれているのが特徴です。サンゴ礁で構成された島ですが、実際に人が住んでいて観光でも足を踏み入れることができます。ではそのウベア島の観光スポットを2つご紹介します。

天国を思わせるムリビーチ

ウベア島の最大の魅力は綺麗な海と砂浜なので、そこを訪れないわけにはいきません。ムチビーチという名前の砂浜があり、砂の白と海の青が綺麗なグラデーションとなって水平線の先まで続いています。まさしく天国といった風景で、日常とは全く異なる体験ができるでしょう。あまり人がいないことが、より別世界の雰囲気の後押しになります。それでなくてもパノラマがすごいので、自分たちだけが入った写真撮影も容易です。
また近くにはムリ橋という橋が架かっていて、少しの距離ではありますが、陸地と陸地を結んでいます。脚があって少し高いところを通ることになるので、上から海を見下ろしたりより遠くを見るといったことができます。自然がほとんどのウベア島の中に、人工的な建造物があるという、少し変わった風景も魅力のひとつです。

青を意味するアナワのブルーホール

浅瀬の海辺には、その一部が陥没して穴になっているブルーホールが見られるところがあります。ウベア島もそのひとつで、幅およそ20mで深さは70mほどの巨大な穴が海の底まで続いています。
ブルーホールといえば浅瀬部分も海の中にあって、そこからさらに陥没することで色が濃くなっているのが定番の風景です。しかしウベア島はそうではなく、陸地から陥没した穴なので、縁の近くまで足を踏み入れられます。そしてそこには高さがあり崖のようになっているところで、濃い青の海があります。湖のようにも見えますが、底の部分は外海と繋がっています。そのため普通に海水魚が泳いでいる他、稀にウミガメが訪れることもあります。周囲が木々に囲まれているためビーチのイメージを持っている人にとっては以外な感覚を持つかもしれませんが、特殊な体験として足を運んでみるのも良いでしょう。

ニューカレドニアは複数の島で構成されているため、どこに訪れるかは人それぞれです。その中でウベア島は、天国に一番近い島で知られていることもあり、日本人向けの観光スポットと言えます。もちろんそのイメージを実際に目の当たりにするために訪れるのも良いですが、日本人だからこそというのもひとつの理由になるでしょう。

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