福岡市の天神にあるオススメ観光スポット2選
繁華街の中心部にある水鏡天満宮
天神の賑やかな繁華街の中で異彩を放つのが、水鏡天満宮です。朱塗りの社殿が美しく、池には鯉が泳いでいる優雅な境内が特徴的です。祀られているのは菅原道真で、学問の神様として親しまれています季節ごとのたくさんの花が咲いていて、静かでリラックス出来る空間が広がっています。都心部とは思えない、くつろぎの空間がそこにはあるのです。
水鏡天満宮は別名「容見天神」と言われていて、中央区今泉にありました。平安時代に無実を着せられた菅原道真は太宰府に左遷され、福岡に到着した菅原道真が自分の姿を水鏡に映し、長旅やこれまでの苦労を深く感じたという逸話があります。その後に社殿が建設され、1612年に初代の藩主であった黒田長政によって現在の位置に移されました。
拝殿内にはニ対の牛が鎮座していて、この牛の頭の部分を撫でると頭がよくなるなどのご利益があるとされています。
福岡県立美術館でアートに触れる
豊かな緑と水に囲まれた天神のスポットが、福岡県立美術館です。県立美術館は1964年に開館した美術館で、約2400種類の美術品を所有、展示しています。須崎公園と同じ敷地内にあり、モダンな雰囲気の美術品建物が目印です。建築家の佐藤武夫氏がデザインした建物で、街の中でも手軽に美術を楽しめる場所となっています。館内から公園を眺めることか出来るカフェスペースもあり、じっくり楽しむことが出来るのが良いところです。
この美術館ではこの地にゆかりのある作家の作品や美術品を収集していて、訪れるだけで福岡ならではのアートに出会えます。また調査や研究活動も行っていて、その成果をコレクション展や企画展などでも紹介しているのです。子供から大人まで楽しめるような工夫をしていて、美術に詳しくなくても十分に楽しめます。
都心部でありながらも歴史や芸術に触れられるの天神。一つのエリアに様々な観光スポットが集まっているので、一日中居ても飽きません。季節ごとにイベントが行われたりと、訪れる時期によって楽しみ方も違ってきます。散策にもぴったりのエリアで、気が向いたときに好きなするに訪れられるのも天神ならではです。街に繰り出せば、色々な思い出が作れます。