大自然を満喫!富山県・立山の見所2選をご紹介
立山・黒部アルペンルート
自然や山が好き、きれいな紅葉が見たいという方にはぜひともおすすめしたいルートです。アルペンルートとは、北アルプスの中部山岳国立公園内にある、富山県と長野県を結ぶ観光用のルートのことです。普通の車では入っていけないため、6つの乗り物を乗り継ぎ、途中の駅で降りてそれぞれの自然の景観を楽しむことができます。富山側から入る場合は立山から扇沢、信濃大町側から入る場合は扇沢から立山へと都合に合わせてルートを選べます。途中に称名滝・大観峰・室堂・みくりが池…黒部ダム等の見所があり、それぞれが紅葉の名所でもあります。秋も良いですが、4月から6月にかけては壁のように高く積もった雪の間をバスが走る、雪の大谷を経験できます。途中でトレッキングをしたりその土地の美味しいものを楽しんだりと、思い思いに大自然を満喫できるルートです。
黒部峡谷トロッコ列車
立山・黒部アルペンルートを堪能し、温泉で体をゆっくり休めた後は、再び大自然を満喫しに、黒部峡谷トロッコに乗ってみませんか。宇奈月駅と欅平駅間を行き来するトロッコは黒部峡谷を真下に眺め、圧巻の大自然の中を進んで行きます。秋は紅葉が素晴らしいですし、夏には涼しさを求めて緑の中を行くのも良いでしょう。小さな途中の駅の近くに見所もあるので、ぜひ下車して散策してみることをおすすめします。鐘釣駅では河原まで下りていくことができ、露天風呂もありますし、夏でも解けない万年雪も対岸の展望台から見ることができます。欅平まで行くと、黒部川にかかる赤い奥鐘橋を歩いてみることもできます。大自然の中で一泊してみたい、という方には、こぢんまりしていますが、黒薙温泉や鐘釣温泉に旅館もあります。トロッコには屋根しかありませんので、上着を用意していくと良いでしょう。
富山県・立山には、最大の魅力である素晴らしい自然の景観、たくさんの温泉や美味しい食べ物と、魅力がいっぱいです。自然は私達を飽きさせるということがなく、また季節を変えて何度でも訪れたくなる不思議な引力をもっています。最近忙しさが続いて、ちょっと旅に出て現実を忘れたいと感じた時は、ぜひこの地を目的地に選んでみてはどうでしょうか。