サンティアゴ(チリ)のおすすめ観光スポット2選をご紹介します

南米
チリは南アメリカの西岸に位置する、東西に細長いことが特徴の国です。サンティアゴはチリの首都であり、同国で最大の都市となっています。海岸山脈とアンデス山脈に囲まれた標高570メートルの盆地となっており、その人口はおよそ561万人(2017年現在)です。サンティアゴのおすすめ観光スポットについて、さらに詳しく確認してみましょう。

サン・クリストバルの丘は景色が最高です

サンティアゴ観光のおすすめスポットとしては、まずはサン・クリストバルの丘があげられます。小高い丘の上からは、サンティアゴ市内を見下ろすことやアンデス山脈を間近に眺めることができます。多くの人はゴンドラ(ケーブルカー)を利用して登りますが、自転車や徒歩で上ることも可能です。ゴンドラには自転車を載せることもできますので、上りはゴンドラを使用して下りは自転車を楽しむのも良いかもしれません。頂上にはキリスト教のマリア像が設置されており、観光客や現地の人でにぎわっています。チリ名物のお菓子であるモテ・コン・ウエシージョ(麦と桃のシロップ煮)を売っていますので、ぜひとも食べてみてください。サン・クリストバルの丘は高所に位置するため、訪れる際には天候に注意が必要です。サンティアゴ名物のスモッグに包まれることがありますので、景色を楽しみたい人は早朝など早い時間帯に訪れてみましょう。

スカイコスタネラは南米で最も高いビルです

サンティアゴ市内には南米で最も高いビルである、スカイコスタネラがあります。最上階には展望台が設置されており、市内の眺望を楽しむことができるのです。日本でいえば東京スカイツリーや池袋サンシャイン60などのような観光スポットだといえるでしょう。スカイコスタネラの周辺地域はサンティアゴのマンハッタンを意味する「サンハッタン」と呼ばれており、高層ビルが乱立しチリの経済発展の象徴となっています。スカイコスタネラは全面がガラス張りでありながらオープンエアとなっていますので、スリルや開放感を味わいたい人には特におすすめです。ビルの出入り口の周辺はショッピングモールとなっており、お土産などの買い物を楽しむことができます。スカイコスタネラの展望台は有料制となっており、入場のためには5000ペソ(日本円で1000円程度)の支払いが必要です。

サンティアゴを訪れる機会があれば、さらに足をのばしてイースター島を訪れてみることをおすすめします。イースター島はモアイで有名な島であり、チリの領土となっています。サンティアゴからは直線距離で3700km程度ですが、飛行機の直行便を利用すれば片道6時間程度です。巨大な石像が並ぶ幻想的で美しい風景を、じっくりと楽しんでみてください。
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