フランス南部の港町マルセイユのおすすめ観光スポット2選

ヨーロッパ
観光立国フランスの南部にある港町マルセイユは、地中海に臨む美しい街です。マルセイユには歴史ある建物が数多くありますが、中でもおすすめなのが、バジリカ聖堂とノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院です。どちらもヨーロッパの建築物そのものであり、空に向かって高くそびえる壮麗な建物です。マルセイユの街が一望できる点も、魅力的です。

マルセイユの丘に建つバジリカ聖堂

ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂は、マルセイユの小高い丘の上にあり、そこからは街並みと地中海が一望できます。360度の眺望が楽しめる立地であり、地中海の彼方にはアフリカ大陸も控えています。異国で見るパノラマの中でも、特に魅力的な光景でしょう。聖堂の内部にはきらびやかな金の装飾が施されていて荘厳であり、ロマネスク・ビザンツ様式の建物の豪華さを満喫できます。建物には丸屋根もあり、ストライプのある外観が大きな特徴となります。建物のてっぺんには金の彫像が立ち、ピンク色がかった壁と調和してとてもきれいです。
丘の上にあるため、バスなどの公共交通機関を利用するのがおすすめです。有名な観光地であるため、バジリカ聖堂行きのバスが走っており、終点で下車となります。マルセイユ観光に欠かせない人気のスポットであるため、バスは混み合うことも多いです。

ノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院

ノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院は、マルセイユで最も高い丘の上に建っています。そこからは360度のパノラマを見渡すことができます。この建物は1864年に完成しました。聖母マリアの腕にイエス・キリストが抱かれている彫刻が建物の内外にあり、ヨーロッパ的な雰囲気が醸し出されています。内部にはモザイク画が豊富に配置され、アーチ状の天井と柱の組み合わせが特徴的で、とても豪華です。港町マルセイユらしく、壁には船の絵もたくさん描かれ、船の模型も置かれています。
入場料は無料で、朝の7時から開いています。10月から3月にかけては18時15分で閉館となりますが、4月から9月までは19時15分まで開いており、夜の聖堂の雰囲気も味わえます。市内からは、ノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院行きのバスが出ています。
フランスの港町マルセイユに行ったら、バジリカ聖堂とノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院をぜひ訪れてみましょう。いずれも丘の上に建っており、360度のパノラマが満喫できます。街並みや地中海を一望でき、その彼方にあるアフリカ大陸もイメージできるスケールの大きな眺望がたいへん魅力です。ヨーロッパ的な、荘厳で豪華な建築物も一見の価値ありです。

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