群馬県にある日本一の温泉・草津温泉の魅力3選

日本
日本三名泉の一つに数えられる「草津温泉」、その特徴は何といっても湧出量です。毎分32,300リットルのお湯が湧き出しており、これはドラム缶23本分にもなります。どこの旅館、温泉施設でも源泉かけ流しを楽しめるのはこれのお陰です。さらには酸性度の高いその泉質。肌がツルツルになり温泉に入ったなぁという気にさせてくれます。

草津温泉の中心・湯畑

温泉街の中心地にある湯畑、盆地状の底から毎分4,000リットルの湯が湧き出ており、常に湯けむりを舞いあげている温泉情緒あふれた草津温泉のシンボルとなっています。湯畑のまわりは瓦を敷き詰めた歩道や石の柵で囲われていて、ところどころにベンチがありゆっくりすることができます。夜になるとライトアップもされさらに雰囲気が出てきます。周囲には無料で入れる公共温泉があり、着替えを持っていけば誰でも温泉を堪能できます。着替えがない方には足湯もあるのでお試しください。

名称変わった「草津温泉スキー場」

長野と群馬の県境の白根山のふもとにある草津温泉スキー場は2018年4月に名称変更されました。100年以上前の大正時代にオープンし、日本で最初にリフトがかけられたスキー場として歴史があります。クワッドリフトが1基、ペアリフトが6基あり、初心者から上級者まで楽しめるコースとなっています。盆地という地形上、冬は非常に気温が下がり雪もよく降ります。スキーやスノーボードで冷えた体には草津の湯で体の芯からしっかり温められるところがこのスキー場の良いところです。温泉地からスキー場までは無料のシャトルバスが出ているのでご利用ください。

草津温泉の源泉は6つある!

草津温泉の魅力はやはり温泉でしょう。すべて同じではなく、なんと源泉が6つあるのです。一番有名なのが「湯畑」です。盆地の高台から湧き出しているのが「万代」で、6つの源泉の中で最も高いph1.5という強酸性の温泉です。「白旗」は湯畑のすぐそばで湧出しており共同浴場で入ることができます。「地蔵」は湯の花がしっかり見える濁ったお湯が特徴です。地蔵堂の脇から出ているためこの名がつきました。他と違い透明なお湯なのが「煮川」で、唯一旅館に温泉が引かれていません。最後は「西の河原」、公園として整備されていて、至るところから湧出しています。酸性度は高台から湯畑に向かって下がっていので、共同浴場は上から順に入ると効果が高いです。

群馬県草津の魅力は何といっても温泉です。日本の温泉ランキングで横綱にも選ばれる、関東一、いや日本一の温泉です。様々な源泉を入り比べるのも良し、泊まった旅館でじっくり楽しむのも良し、スキーなどウィンタースポーツを楽しむのも良し。いろんな旅館やお店もあり何度行っても飽きることがない非常に魅力的な温泉地です。

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