フィジー最大の島・ビティレブ島の観光スポットおすすめ2選
首都スバにあるフィジー博物館
フィジー博物館は、ビティレブ島の南東沿岸に位置する首都スバの中心地にあります。スバは貿易都市として栄えてきたことから活気があり賑やかで、イギリスの植民地だった時代の建造物があちこちに見られます。フィジー博物館はそんな歴史や文化に触れることができる施設で多くの観光客が訪れる場所です。3700年前の考古学資料や、先住民とこの地に移住してきた人々の両方の文化に関する資料が展示されており、この国の現在に至るまでの歴史を学ぶことができます。展示されている写真や民族衣装、工芸品はどれも日本人には初めて見るようなものばかりです。館内にはカフェや売店、図書館などが設けられており、周囲には美しく手入れされた庭園もひろがっているので、休憩しながらゆっくりと博物館の展示物を鑑賞したり、博物館の象徴ともいえる時計台を眺めながら庭を散歩するのもよいです。
蘭で人気のスリーピングジャイアント植物園
スリーピングジャイアント植物園はビティレブ島の西部沿岸にあり、この国の主要な空の玄関口ともいえる国際空港が置かれているナンディにあります。空港から7キロメートルほどいった大自然の中にあり、蘭を初めとしていろいろな植物が栽培されています。もともとは蘭の個人収集家がコレクションのために築いた庭園ですが、現在は一般にも公開されています。見たことのないような色とりどりの花を見ることができるので、ナンディでも評判の観光スポットのひとつです。蘭のエリアを抜けると覆い被さるように茂る熱帯雨林があり、森林浴気分で歩いていくと池の中に美しい睡蓮が咲いていたり、名前も知らないような実がなっていたりと、南国の珍しい植物をたくさん見られます。またコースを外れることもできるので、本道を外れて小高い丘にのぼるとナンディの街を一望することができます。
ビティレブ島にはこの他にも観光スポットがたくさんあります。首都のスバには南国のさまざまな食材があつまる市場がありますし、欧州にでも来たのかと間違えそうになるカトリック大聖堂もあります。また、ビティレブ島にはスバやナンディ以外にも観光エリアがあるので、美しい砂浜が広がる海岸沿いのホテルにでも滞在して、周辺の小島でいろいろなアクティビティを楽しみながらスポット巡りをするのも楽しいです。