ウルグアイの「コロニア・デル・サクラメント」のおすすめ観光地2選をご紹介
石畳に続く古い建物が立ち並ぶ旧市街
“コロニア・デル・サクラメントは1680年にポルトガルが築いた古都で、ラ・プラタ川河口の戦略的に大切な場所にあったこの町をめぐり、スペインと激しい争奪戦を行っていました。その間は、二つの国の領土を何度も行き来し、そんな理由もあってコロニア・デル・サクラメントの旧市街はポルトガル様式とスペイン洋式の建築物が混在した街並みが残っていて世界世界遺産としても知られてます。
コロニアル調のカラフルな建物から石造りの古い建物、石畳の歩道にプラタナスの街路樹と、中世の雰囲気が残っていて時間を忘れさせてくれます。二つの違いですが、まずポルトガル様式の石畳は道の真ん中が凹んでいて、雨水などが道の真ん中を通って排水され、スペイン式だと道の真ん中が盛り上がり雨水は道の両端を流れるつくりです。
屋根も違い、ポルトガル式は三角屋根で瓦葺、スペインだとまっすぐで平です。”
白い灯台と17世紀に建てられた修道院跡
“旧市街地の中心のマヨール広場の一角には白い灯台が建っていて、これは19世紀中ごろに建築されたもので、横には17世紀のサンフランシスコ修道院の廃墟が残ってます。灯台にはのぼることも可能で、コロニア・デル・サクラメントの旧市街とラ・プラタ川を一望することが出来ます。
コロニア・デル・サクラメントの旧市街にはカフェやレストランなども多く、歩いてのんびり見学した後には、お洒落なカフェなどに入って休憩をすることも可能です。中でもラ・プラタ川に面してあるレストランでは、川を見渡せるデッキで食事をすることが出来て、川を眺めながら屋外で食べられる美味しい食事とウルグアイワインが堪能できます。
日本とは全く雰囲気が違う歴史ある旧市街地と、ウルグアイの美味しい食事を楽しみながらまったりとくつろげるのが魅力です。”
“南米アルゼンチンのブエノスアイレスから、ウルグアイのコロニア・デル・サクラメントに行くには、高速フェリーが運航しています。高速フェリーには所要時間が違う2種類があるので、注意が必要です。
一つの街に二つの国の建築様式が同時に見られる場所はそう多くはないですし、二つを見比べながら遥か遠い歴史に触れてみるのもおすすめです。”