香港の長洲エリアでおすすめの観光地3選をご紹介

アジア
アジアの中でも世界中から多くの観光客が訪れるのが香港ですが、その中でも手つかずの自然に恵まれているビーチや、長い歴史を持つ神秘的な洞窟など見どころが多いエリアが『長洲』です。長州は明王朝以来の伝統的な漁業を営む生活が現在も続いているため、自動車や高層ビルがない特徴を持っています。そんな長州で訪れたいおすすめの観光スポットを3選ご紹介していきます。

観音湾ビーチで様々なアクティビティー体験

観音湾ビーチは地元の人や外国人の居住者がウォータースポーツを楽しむために訪れる場所であり、東湾ビーチと観音湾ビーチの2つのビーチが小さな岬で区切られている場所です。この場所では長洲ウインドサーフィンセンターがあり、ウインドサーフィンをはじめとしたサーフィンやカヤック用具などをレンタルすることが可能です。シングルシートカヤックならば1時間あたり100香港ドル、SUPパドルボートなら1時間あたり120香港ドルで利用できます。
東湾ビーチからは遠くに香港仔とラマ島が見えるので、日没時に訪れれば美しい景色を堪能することができます。ダウンタウンから長洲島へアクセスするという場合には、セントラルピア5からフェリーに乗船することで40~60分ほどで到着します。

長洲島の饅頭祭りに参加する

長洲島には独自のお祭りとして饅頭祭りを行っており、島から邪悪な霊を追い払った北帝神への感謝を捧げるために旧暦の4月に1週間にわたって開催されています。普段長洲島は静かで穏やかなスポットですが、この毎年恒例のお祭りの時期になると様々な場所から何百万人もの人々が訪れることが特徴で、道教の儀式や獅子舞、ゲームなどが行われ非常に盛り上がります。長洲島の饅頭祭りの最大の見どころといえば巨大な饅頭タワーであり、予選を勝ち抜いた12人の参加者がタワー頂上にある饅頭をとるために競う姿は盛り上がります。

この地の守護聖人に捧げられる北帝廟

北帝廟は海の神であり、地元の漁業コミュニティの守護聖人である北帝に捧げられた廟であり、1783年に建てられた神社は伝統的な中国様式のデザインが現存しており、屋根を飾っている美しい陶器のタイルと竜の石造りの彫刻が特徴的です。この北帝廟には、順風耳と千里眼という道教の神の家来の大きな肖像画があり、地元の人によるとその2人の家来はどんなに遠くの場所にいてもなんでも見たり聞いたりできると信じられています。この寺院は毎年春になると行われる饅頭祭りが行われる中心地となるので、お祭りシーズンになると訪れる方が多くなります。

長洲は香港の自然や歴史が感じられる建物やスポットが数多く現存している場所であり、高層ビルが立ち並ぶ都会からは少し離れて、思い切り自然の中でアクティビティを楽しめる貴重な場所として人気があります。青銅器時代にさかのぼる石の彫刻や、昔のまま大切に残されている寺院に訪れたり、毎年行われている独自のお祭りに合わせて観光にやってくる人が多い場所です。

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