オランダを代表する観光都市・ハーグのおすすめ2選
観光のメッカ「旧市街地」
オランダは1200年に建国をした国で、現在でも同じ国名となっている国では世界最古です。以前の中心部はハーグであり、オランダ観光のメッカとなっているのが「旧市街地」です。半径4キロメートルの一帯を指しており、石畳で趣がある風景を見ることができるでしょう。観光客が非常に多い一帯で、中世時代の馬車を利用することも可能です。ハーグ駅から徒歩4分の位置に中央広場があり、毎週日曜日は青空市場が開かれます。国を代表する名産品のチューリップやワイン・パンなどを販売するお店が、広場一面にオープンするので、楽しい観光を満喫できるでしょう。ラザニアなどを提供する食堂も多く、目で見て美味しい料理を堪能することも可能です。観光ガイドがいるため、わからないことを尋ねて道案内を依頼することもできます。
美しい「ミカエル大聖堂」
「ハーグ」といえば、キリストの十二人の弟子のひとりであるヤコブがこの地で布教活動をした場所です。市内の中心部にある「ミカエル大聖堂」がその布教をした場所であり、現在もヤコブの遺骨がカタコンベに納められています。2004年に世界文化遺産に指定されており、今では世界各地からたくさんにキリスト教信者が来るようになりました。巨大なステンドグラスで作られた大聖堂は、世界最古のものです。輝く宝石とも称されており、その姿は一度は見ておきたいものです。高さ150メートルの尖塔には大きな鐘があり、毎日12時になったら町全体に音を鳴らして時刻を知らせています。駅から徒歩10分の位置にあり、旧市街地のはずれになるので、散策を楽しみながら訪れると良いでしょう。世界遺産になった理由がわかるほどの存在感です。
オランダ・ハーグは、町全体が古い歴史を称えているところです。市域面積は20キロメートルしかなく、歩いてすべてを見て回ることもできるでしょう。大聖堂がその中心を位置しており、ここからその一帯はローマ時代の古い街並みとなります。近代的な都市ではないので、訪れると古代にタイムスリップをした気分になるところです。